フェラーリは参戦11チームで一番早く2008年仕様の「フェラ
ーリF2008」を発表した。
“659”という開発コードを持つこのニューマシンは、フェラー
リとして54番目となるF1マシンで、そのユニットはマクラーレ
ン・エレクトニックシステム(MES)が導入され、トラクションコ
ントロールが排除されたECUが搭載される。
また4戦連続での使用が義務付けられたギアボックスやドラ
イバーのヘルメット周りのプロテクション、あとマテリアルの
変更などで車両重量は5kg増の605kgとなっている。
エアロ系はすべて刷新されたデザインで、BSタイヤによりマ
ッチングさせた新設計のサスペンション、ブレンボのブレーキ
は新しいキャリバーやクーリングシステムを備えている。また
、タテ置きされるエンジンは昨シーズンの始めにホモログート
されたユニットと比べて基本構造は変わりがないという。
カーナンバー“1”が付けられたニューマシン
最後は新車発表会に出席したキミ・ライコネンとフェリペ・マッサ
このニューマシンは現地時間の1月7日(日本時間で8日未明)に
フィオラノでキミ・ライコネンのドライブでシェイクダウンが行われ
る