6/3、京都の寺社めぐりをしましたので

その模様をお伝えします。

 


サツキ終盤の正伝寺の枯山水庭園



この日の行程


正伝寺~源光庵~光悦寺~圓成寺~

常照寺と巡りました。


北大路から徒歩で正伝寺へ行き庭園鑑賞

の後、鷹峯まで徒歩移動、4ヵ寺拝観の後

再び徒歩で北大路へ戻るという壮大な

(おおげさ)計画を立てました。


以下ダイジェストでお伝えします。


正伝寺(しょうでんじ)



所在地:京都市北区西賀茂北鎮守菴町72

御本尊:釈迦如来


吉祥山正伝護国禅寺という臨済宗

南禅寺派の寺院です。


毎年この時期にサツキの咲く枯山水庭園を

見に行くことにしています。


京都から烏丸線で北大路駅まで行きそこから

徒歩(普通の人は歩かない)40分ほどで到着



入口の山門

 


そこから参道を進み


庫裏に到着

開門10分ほど前ですが入れてくれました。

拝観料400円納めて隣の方丈へ




8:50~9:30退出まで独り占めでした。

向こうに見えるのは比叡山



御朱印情報御朱印


以前頂いた御朱印

「佛心」と書かれます。


正伝寺は別途本記事を書きますので

サクッと終了


次に向かったのは鷹峯方面

正伝寺から再び徒歩で・・30分弱


常照寺の前を一旦通過して混むと

予想される源光庵へ先に行きます。






源光庵(げんこうあん)


所在地:京都市北区鷹峯北鷹峯町47

御本尊:釈迦如来


鷹峰山寶樹林源光庵という曹洞宗の寺院

迷いの窓、悟りの窓で有名ですね。



こちらの山門から入ります。

 


受付で拝観料400円納めて入ります。



庭園は灯篭がアクセントになってます。



迷いの窓⇒

悟りの窓⇒



この他血天井などもありますが

こちらも詳細は本記事で書きます。


御朱印情報御朱印


以前頂いた御朱印

「霊芝観世音」と書かれます。



続いて徒歩100M で光悦寺に着きます


光悦寺(こうえつじ)


所在地:京都市北区鷹峯光悦町29

御本尊:十界大曼荼羅

 

大虚山光悦寺という日蓮宗の寺院です。

本山は本法寺とのことです。


以前は本阿弥光悦という芸術家がこの地に

住み、芸術家の集落となっていたようです。



青もみじに覆われる参道入口付近青紅葉



しばらく進むと名号石と山門が出現



山門を抜けると更に青もみじの参道が続く


私は光悦寺の一番の見所がこの参道

だと思って疑いません。


紅葉の時期は人が大勢でこのような

余裕の写真を撮るのが難しいです。



しばらく進むと受付があり拝観料400円

納めて入ります。


名物の光悦垣と茶室


これを含めて茶室は全部で7室ありました。

お寺というより金持ちの別荘と言った風情



境内からはこの地のいわれとなっている

鷹ケ峯と右には鷲ケ峯が臨めます。



御朱印情報 御朱印


日蓮宗なので御首題となります。

以前頂いた御首題



この後光悦寺の真向かいにある

圓成寺に向かいます。


観光寺院ではないので、一般観光客は

まず寄ることがないので常に貸し切り


圓成寺(えんじょうじ)


所在地:京都市北区鷹峯北鷹峯24

御本尊:岩戸妙見大菩薩(妙見宮)


清雲山圓成寺という日蓮宗の寺院です。

この辺りでは鷹峯の妙見さんとして

親しまれている。



光悦寺の道を挟んで真向かいの入口


入ってすぐ左手に由緒書きがあります。



まっすぐ進むと山門があります。



この山門から先は撮影禁止となっています。


まっすぐ進んで妙見宮に参拝後

左手の受付で御朱印を頂きました。



頂いた御朱印 御朱印


右:以前頂いた御首題

中、左:今回頂いた妙見宮の御朱印


3年前に御首題を頂いた時はこの妙見宮の

御朱印はありませんでした。


対応して頂いたお坊さんに聞いてみたら

妙見宮の御朱印を書いてほしいという要望が

多いのでこの1~2年の中で新設したらしい。


最後に再び数百メートル戻って城彰二

常照寺に行きました。


常照寺(じょうしょうじ)


所在地:京都市北区鷹峯北鷹峯1

御本尊:三宝尊


寂光山常照寺という日蓮宗の寺院です。

光悦寺とともに紅葉の名所となっています。


またかつては日蓮宗の鷹峯檀林として

学僧も多く集ったそうです。



こちらも青もみじに覆われる入口付近青紅葉



しばらく進むと吉野太夫が寄進したとされる

吉野門があります。



右手の受付で拝観料400円納めて入ります

その先にある本堂で参拝 お願い



奥の部屋で10分ほどのビデオを見ることに

なるのですが、ほぼこの吉野太夫の話です▼


才色兼備の名妓二代目吉野太夫が光悦縁で

当寺の開創日乾上人に帰依し吉野門を寄進


吉野太夫は諸芸に秀でた才媛だったようです。

寺には吉野の墓や好んだ茶席も残っている。


毎年4月には吉野太夫花供養が行われる。


御朱印情報 御朱印


右:以前頂いた御首題

左:今回頂いた御朱印


以前御首題は頂いているので「妙法」でも

いいので御朱印を頂けませんか?と

お願いしたところこの「學室」を頂けました。


当寺が檀林(日蓮宗の学び舎)だったこと

によるものと思われます。


この後、徒歩で再び北大路へ・・走る人

さすがに少し疲れましたわトボトボ


この日の歩数22,755歩でした。


以上寺社めぐり170603ダイジェスト版

(正伝寺~鷹峯方面)を終わります。


後日(いつになるやらわかりませんが)

正伝寺と源光庵については本記事を

書く予定です。(たぶん)


≡完≡