2/22、名古屋にある覚王山

日泰寺に行きましたので、

その模様をお伝えします。


我社の名古屋営業所が東山線の

星ヶ丘というところにあり、この日

11:00から打ち合わせをするという

ことで召集令状が届きました。


それなら少し早めに名古屋に

乗り込んでどこか寺社訪問して

御朱印の一つも頂いてみようと

思いつきました。


東山線沿いでお寺・・・と考えた時、

沿線に、覚王山という駅があるが、

これはきっとお寺が近くにあるに

違いないと考え調べたところ・・


大当たりでした。


覚王山の扁額



覚王山日泰寺

(かくおうざんにったいじ)


所在地:名古屋市千種区法王町1-1

ご本尊:釈迦如来


日本で唯一の超宗派(どこの宗派

にも属さない)の寺院である。


19宗派の管長が、3年交代で住職を

務めるという大変ユニークな寺院です。


なお覚王とは釈迦のこと、日泰とは日本と

タイ王国のことを表している。


タイ王国から贈られた仏舎利(釈迦の骨)

を安置するために創建されたというお寺


まさに日本とタイの友好の懸け橋的な

お寺であり、日本の仏教界にとっても

大変重要な位置づけのお寺だったんです。


山門


山門内には楠の一木造りの

二尊者の像が立っている。


右 阿難尊者 左 迦葉尊者


山門を抜けると・・


右手に五重塔 奥には本殿


五重塔の右手には鐘楼


ちょっと珍しい鐘です。


手水舎


ほ 


ど~

本堂


本堂内には本尊の釈迦如来

(許可を得て撮影)


本尊の釈迦如来像とタイ語の勅額が

タイ王国より贈られたものであることを

示す説明書き


本堂内で御朱印を書いて頂けます。

「覚王山」と書かれます。


続いて一旦、寺を出て、釈迦の真骨が

祀られるという舎利殿を目指します。

ここから徒歩5分ほどのところ。



日泰寺舎利殿 入口


入口から中に入ると

右手に舎利殿、奥に奉安塔

舎利殿


舎利殿の扁額



手水舎

ここの手水鉢の下には

象さんが・・さすがタイ王国由来の寺


奉安塔の入り口門


この門の先にあるのが拝殿

そのさらに先に仏舎利を祀る奉安塔

よく見ると右手に釈迦涅槃像的なオブジェ

がありますが・・説明はありません。


奉安塔案内図


日本国内の寺院では仏舎利塔や舎利殿

というものを時々目にしますが、その多くは

象徴的なもので、釈迦の骨はありません。


しかしここの仏舎利は本物(真骨)です。

インドで発見されたものがタイに渡り

タイからセイロン、ビルマにも分けられた。


日本の仏教界もこの時タイ国王に真骨を

分与するよう懇願し、後日国宝の釈迦金銅仏

とともに日本に贈られたのでした。


奉安塔から振り返ると・・・

この道を下って帰りました。


ほんとすごいお寺だったなー。


でもなんでこれほどのお寺がこんな

ひっそりと知る人ぞ知る状態なのかな?


私も名古屋に7年近く商売で関わりましたが

覚王山という駅は知っていたものの、日泰寺

というお寺の存在は知りませんでした。


あらためて今回ご縁で伺うことができて

良かったです。


以上覚王山日泰寺の御朱印でした。


おわり