この件に関して、メディア出演者および影響力のある著名人があまりにも的を射ていない発言ばかりで煮え切らないので、ここで一般人の一個人の意見をしたためさせてもらう。

「この件はいつまで掘り返されるのか」そう言った意見が聞こえてくるが、はっきり言おう。
当事者が罰せられるまでだ。
と、私は思う。

この件については、「イジメ」と銘打ち当該雑誌に掲載されているイジメの内容("行われた行為の中では比較的"ライトな部分)がメディアでも報道されているが、実際の掲載内容は一般的なメディアでは報道することができないほどの内容の犯罪である。

この件をややこしくさせている要素として挙げられるのが、飽くまでこれが「本人が武勇伝として語ったインタビューが掲載された雑誌の内容」という点だ。

この件を軽視する人の意見に「本人が内容を盛って話している可能性がある」「本人が話した内容から脚色されて掲載されている」というものがあるが、まずその意見に関しても反論したい。
まず「本人が内容を盛ってる可能性」についてだが、そうであるならば、最初にこの件が取り沙汰された時点でこの件について早急に弁解するべきで、どの部分が事実でどの部分が捏造なのかを具体的に述べるべきだった。
それをしないということは、記事の大方の部分=特に問題視されている犯罪行為の部分がほぼ事実と解釈されるのは仕方ないことだと思う。それが事実であるならば、これは「過去の話」では到底片付けられない問題なのだ。
「編集部による脚色」についても同様で、それが事実であればそもそも記事になった時点で早急に訂正を求めるべきだった。
"静観"している場合ではない。
それをしなかったということはこの件はあらかた事実であると受け止められても仕方がないのだ。

まず大部分が捏造であったとしても、こんな話を捏造する当事者・編集者の倫理観や人間性が異常であることには違いないのだが、この部分について記述すると私が述べたい本題の部分に辿り着けなくなるので言及しない。

なぜ、批判が止まないか。
それは「こんな酷いことをした人がオリンピックで莫大なギャラをもらっているのを妬んでいるから」ではない。(ワイドショーでこんな意見を述べた出演者がいて、絶句した。この人もある意味今回の件の本質を理解できていないタイプの人だと思う。)
罰せられていないからだ。
犯罪を犯しているのに、裁かれていないからだ。

以前どうして私刑はいけないのか、という問いに対し「行き過ぎた報復をする防ぐため・冤罪の発生を防ぐため」との回答を見た。
それを踏まえるなら、今回の事件は法でこそ裁かれるべきではなかろうか。
批判という名の私刑が起こりつつある今、きちんと法律で裁かれないと落とし前がつかないのではないだろうか?

が、罪を報いたからといって許すことができるかといったらそれはまた別の話だけど…。

色々書いたけど、今回の件はそんなややこしい話ではなくて「ここまで批判されるほどのことをした」ってことなんです。
そんなこと、言わなくてもみんなわかるよね?