「ぞろぞろ」演読。
「なぜ?」をたくさんクリアしていかないと、登場人物がみんな同じ人になってしまう気がする。
ひとつひとつの台詞には、登場人物の心があって、それを理解しないことには、言葉が上滑りするような気がする。
おじいさんとおばあさんはいつから茶店を始めたのか。そもそも二人のなれそめは?
床屋の親方は、なぜ田んぼの中に店を開いたのか。
通りを人が全く通らない訳ではないらしいが、観音様や吉原までの通り道なのか。
というわけで、簡単に検索できる今はいい時代ですね(^-^;
そもそも「ぞろぞろ」は上方の噺であったらしい。それがこちらでも演じられるようになったとか。
では江戸の浅草の観音様の裏は、実際にはどうなっていたか。
「江戸切絵図」を見ると、なるほど、浅草寺の裏は田んぼ。そして、その真ん中には吉原。(明烏の「お稲荷さま」のことではないか(^-^;)
Wikipediaでは、浅草の「太郎稲荷」が舞台では、とある。
さすが、ちゃんと調べていらっしゃる方がいて、太郎稲荷は参詣が流行った年があって、翌年には寂れたらしい。へぇー。
じゃ、流行りの通りに店を出してみたものの、すぐ寂れてしまったというわけかしらん?
それなら、床屋の親方の独り言ともつながってくる。
おばあさんの心、ちょっとわかったかも。
おじいさんが一度もお参りしていない理由も、ちょっとわかったかも。