​子宮筋腫開腹手術



2023.11.20に子宮肉腫疑いで開腹にて子宮及び卵巣、卵管の摘出手術を受けました。そんなわたしの忘備録&日記です。


17日入院
20日手術
21日術後、初歩行&初食事
24日術後、初シャワー

入院前にもらったクリニカルパス通りに進んでいきました。
途中、処方された痛み止めで胃が痛くなったり、全然眠れなくて常に寝不足状態、あと、なぜか謎の湿疹が手首に出来たことはありましたが、順調にスケジュール通りでした。

初シャワーは創口に何もガードしていない状態で。
まだホチキスは刺さった状態。血が少し固っていたところはありましたが、創はスーッと、まるで紙で手を切った時かのような薄い、綺麗な切り傷でした。
ボディソープを優しく泡立てて撫でるように洗いましたが、おっかなびっくりな感じでした。
それを除けば約四日ぶりのシャワー。
とっても嬉しかったです。

そして26日の朝、看護師さんから「今日、先生に診てもらって大丈夫だったら、明日退院になります」とのこと。
「今日、日曜日だけど、先生来るんだー。いつ休んでるんだろう?やっぱり、ドラマみたく若い先生達って、大変なんだろうなー」と思いました。

しばらくすると呼ばれて先生による内診とホチキスの抜鉤。
「バッコウ」っていうんですね。
抜鉤なんてしたことないし、見た目痛々しいので、抜くのにビクビクしていましたが、思ったよりは痛くなかったです。
チクチクの強い感じかな。
抜鉤した後に白い細いテープを十数枚貼られました。自然に剥がれるまで剥がさないようにとのことでした。
その後は先生の話を聞いて、手術内容と摘出した子宮と卵巣、卵管の写真を見せてもらいました。写真は「見ますか?」と聞かれたので「はい、ぜひ」と。
摘出された子宮と卵巣、卵管。
正直、もう後戻りは出来ないという現実を突きつけられた感じで、グッと涙が出そうでした。この時点では、まだ病理検査の結果はわからなかったので、「これで良かったと思うしかなかったんだ」と自分をなだめるしかない‥。
見せてもらった写真には子宮の一部が中が見えるように剥がされ、中にある筋腫か肉腫かわからない、黄色い脂肪の塊みたいなものが子宮いっぱいの大きさで写っていました。
見た瞬間、自分の中でなんとなく肉腫ではないような感じがしました。あくまで、そう感じただけですが‥。
卵巣も先生曰く、少し腫れてる?箇所がありますとのことでしたが「そうなのかなぁ?」といった感じでした。
最後まで悩んだ卵巣摘出。見た目ではなんでもなささそうに見えたので、複雑な気持ちになりました。

私は出産経験はないですが、今まで私の身体を支えてくれてきた臓器には変わりないので、心の中で「ありがとう」と思っていました。

「何か質問はないですか?」と先生が言ったので、
「もし、この筋腫が実際に肉腫だったら、見た目、こんな感じですか?」と聞いてみました。
先生曰く「肉腫だともう少し、この色が黒っぽい感じかも」とのこと。
病理検査ではなく、あくまで先生の意見だから、先生は濁した感じで話してくれました。

内も外も創の状態が良く、体調も落ち着いているので、明日、退院の運びとなりました。
病理検査の結果は次回の診察時に聞くことになりました。2週間ちょい後です。