当初、朝5時~7時のどこかで放送されると聞いていたのですが、
放送されたのは、・・・
朝4時46分からでした。
思わず、
「 えーーーーーーーーっ!? 」
と声がでてしまいました。
何と言っても、本日の目玉は「ips細胞、ノーベル賞」です。
放送が休止になっているコーナーもありました。
幸い録画していたので見ることができました。
「おはよう日本」に先だって、中国地方では9月19日にローカニュースとして取り上げられました。
今回、同じ内容なのですが、制作側(地方と中央)の視点が違うのがわかりました。
まず、放送時間が違います。
地方版8分、全国版5分
地方色がある部分がカットされていました。
また、同じ画面でもテロップが違います。
全国版では、「屋上緑化に新たな手法」
地方版では、「鳥取発の植物を世界に」
今日は、ビルなどの屋上緑化についてです。
この緑化は、建物の中の温度を一定に保つ効果もあることから
二酸化炭素の排出削減につながると期待されています。
震災後の節電意識の高まりを受けて、全国的に屋上緑化が広がりをみせる中、
岩美町の会社(フジタパラダイスパーク)では、屋上緑化に使う植物を独自に開発し
さらなるビジネスチャンスにつなげようとしています。
〇〇記者の報告です。
ここからVTRです。
多くの観光客が訪れる東京浅草の観光名所雷門。
そのすぐ横の建物(浅草文化観光センター)で行われているのが
ヒートアイランド対策として全国各地で導入が進む屋上緑化です。
屋上にところ狭しと緑の植物(常緑キリンソウ)が並べられています。
「キリンソウ」と呼ばれるこの植物。(常緑キリンソウ )
屋上緑化用として好んで使われています。
この「キリンソウ」が栽培されているのが鳥取県岩美町です。
種苗メーカー(フジタパラダイスパーク)の副社長を務めている高村さんです。
10年前キリンソウを開発しました。
震災以降環境意識が盛りあがっており、緑化が強く注目されています。
こちらは全国版(右上のテロップに注目)
テロップ:屋上緑化の新手法
こちらは地方版(右上のテロップに注目)
テロップ:屋上緑化で注目 鳥取発の植物
「キリンソウ」の最大の特徴は暑さに強いことです。
これまで屋上緑化に使われてきた植物は、真夏の35度以上の暑さで
枯れてしまうことも少なくありませんでした。
ところが「キリンソウ」は50度以上になっても耐える事ができます。
少ない水で育つ為、コマメに水をやる手間も省けます。
さらにこの会社では、もっと手軽に屋上緑化取り組んでもらおうと
こんな商品も開発しました。(常緑キリンソウ袋方式:FTMバッグ )
中には専用の土(専用培土)が入っています。
ファスナー式になっています。
キリンソウの苗と土を入れた袋です。
袋はファスナーで開け閉めできて砂が飛び散る心配がありません。
コンクリートの上に並べるだけで簡単に緑化が出来ます。
「キリンソウ」はもともと全国各地に自生していましたが冬場には枯れてしまうのが欠点でした。
それでも、真夏の暑さに耐えられる生命力の強さに注目し、品種改良を重ねることで年中「緑」を
保つ常緑草(常緑キリンソウ)とすることに成功しました。
「キリンソウ」は国から新種として認められ(種苗登録)、国内で「常緑キリンソウ 」を栽培できる
唯一の会社(フジタパラダイスパーク)となりました。
*種苗登録:工業製品でいう特許です。25年間の育成権があります。
地方版では、キリンソウの注文を受けるシーンが入っていますが、
全国版では、このシーンはすべてカットになっています。
電話の相手は、知り合いの〇〇さんです。
「キリンソウ」の次の展開も思い描いています。
この日訪れたのは鳥取砂丘にある鳥取大学の研究施設です。
砂漠など乾燥地での農業の研究で世界レベルの実績を残しています。
次の狙いは、緑化の需要が高まっている中東諸国の市場です。
大学の力を借りて中東向けのキリンソウを販売しようというのです。
カタールだとかアラブ首長国連邦とか非常に緑化したい。
「キリンソウは乾燥に強いことが証明されたのでうまく育つと思う。
しかし課題となるのが「キリンソウ」を砂地に植えた場合、雨の少ない中東で、
どう効果的に水をやるかでした。
水が出ているのを確認。
専門家からは砂の中に管を通して根に直接水をやる方法を紹介されました。
中東関係の話があるがビジネスチャンスが開けると確信した。
鳥取発ですから小さくてもいい商品があれば十分立ち向かっていける。
世界中にキリンソウを広めたい。
屋上緑化で全国に広がりをみせる鳥取発の植物「キリンソウ」
世界進出を目指して挑戦は続きます。
ここでVTRが終わりスタジオに戻ります。
全国版では、「キリンソウは東京都内の都立高校などで使用されている。」
「鳥取大学と共同でさらに開発を進めたい」ということです。
ここで、全国版は終了です 。
ところが地方版では、・・・
スタジオには取材にあたった〇〇記者です。
屋上緑化に多く使われている植物が鳥取生まれだったというのは驚きですね。
今日は、その「キリンソウ」をこちらに用意しました。
見た目にもとっても綺麗な植物ですよね。
青々とした緑が特徴的です。
葉っぱを触ってみても他の植物よりもちょっと分厚くなっているようです。
一見どこにでもあるような植物に見えますが、先ほど紹介したように
50度以上の暑さにも耐えられて生命力は非常に強いんです。
なるほど丈夫な植物なんですね。
屋上緑化は今全国各地で広がっていますが、このキリンソウは
主にどんなとこで使われているんですか?
キリンソウは屋上緑化の次世代を担う主要植物として注目されていて
全国各地で導入が進んでいます。
特に、東京では東京都や区が緑化に関する条例を定めていることから
商業ビルの他、都内の公立高校などでキリンソウが使われているという事です。
国内で広がる一方で世界の市場での販売に向けて準備が進められていますね。
中東諸国での販売はまだメドは立っていませんが、現在は
鳥取大学の研究施設と共同でさらに生育力の強い品種開発を進めています。
開発はまだ続いているのですね。
キリンソウ は、鳥取生まれのオンリーワンの商品とも言えます。
こうした商品を国内だけではなく世界に販売して行くためにも
大学や、行政などALL鳥取で支援していくことが必要だと思います。
〇〇記者でした。
鳥取発、今日は鳥取で開発された屋上緑化の植物についてお伝えしました。
ここで放送終了です。
今回、同じ題材でも「全国版」「地方版」(番組は違います。)では、
視点が違う事がわかりました。
個人的には、地方版のほうが好きです。
やっぱり、地方ががんばっていかないとね!
常緑キリンソウ・鳥取「屋上緑化で活躍する鳥取発の植物」・常緑キリンソウ.com