総合病院での診察を終えてからABR検査までは、小児科のお医者さんの言葉が救いとなり、笑顔で息子と接することが出来ました。
ただ、音への反応はやはり気になり、いろいろ観察はしてしまいました。
大きな音へのモロー反射
ビニール袋のこする音で泣き止む
携帯アプリのドライヤー音でも泣き止む
「ああ、やっぱり聞こえてるよね」
と、期待をしつつABR検査の日を迎えました。
検査は息子を眠らせてから行うものでした。
授乳、トントンをしてなんとか眠らせたものの、ヘッドフォンや機器をつけてるうちに、覚醒
深く眠ってもらうため、トリクロ?という眠り薬を飲んでもらいました。
こんな小さい子が眠り薬なんて大丈夫かな。。。と思いましたが、途中それでも泣いて起きてしまったようで。。。
検査は40分ほどかかったと思います。
検査を終え、そのあと夕方まで息子は起きず眠っていて不安になりましたが、目を覚ましそのあとは何事もなく過ごせました。
新生児スクリーニング検査でリファーになっても、1ヶ月後の再検査や精密検査では「正常」
になったという体験談をよく見たので、「うちの子もそうなんだろうな~大丈夫大丈夫」と、どこか呑気に構えていました。
そして約10日後、生後1ヶ月を過ぎた頃、検査結果を聞きに行きました。
「大きい音は聞こえていますが、小さくなるにつれて聞こえにくくなっています。」
「60デシベルくらいからだんだん反応しなくなっています」
「小児総合医療センターの耳鼻咽喉科で、再検査を受けてみてください」
耳を疑いたくなるような言葉ばかりでした。
この時から
「まさか、本当に、、、?」と
思うようになりました。
―――リン―――