3回目のケモの副作用を水素とみんなの応援でなんとか会社を1日休んだだけで乗り越えた。

そして無事スケジュール通り4/2に4回目のケモをまたもやすやすや眠りながら完了!

水素のおかげで便通も普通だったけど、やはり5日目がツラくて1日会社を休んだ。その後どんどん楽になった。

翌週末は友だちと中華料理をたべ、2週間目の週末は中学の同級生と湖南巡り、3週間目には大学の友だちと明石海峡大橋にのぼり、ゴールデンウィークを前に怒涛の遊びラッシュとなった。





遊びながらも抗がん剤治療が終わってから、副作用対策に注力していた頭は手術の傷痕調査に切り替わった。


治療前から気持ちは全摘一択だったのだが…


わたしの全摘出後のイメージは胸の真ん中にスーッと傷痕があり真っ平ら。言うならば前も後ろも背中みたいなツルッとした感じ。


だが、甘いことが判明した。


全摘後の胸の様子を勇気をもってブログに掲載されている画像を見たり、医療機関のホームページに掲載された全摘や部分切除の画像を見たりした。


いくつもの画像を見比べ検証したところ、どうやらもともと大きめの胸の人は全摘とはいっても、すべての脂肪を綺麗に取り去るのではないようなのだ。なぜなら、単純に癌細胞がないところはとる必要がないから。そして脂肪が残ったまま縫い合わせるとツルッとはならず、凸凹ができる。


乳腺外科では癌を再発させない、が第1命題であり、それ以上も以下もない。美しさは関係ない。それは形成外科の領分だから当然なのだ。


わたしは旅と温泉が大好きで、生きている限りこの楽しみを諦めたくはない。つらつらと思い返す。温泉で乳がんの手術をしたとおぼしき方に出会った記憶がない。乳がんの手術をした人のための湯浴み着があって、実は買っているのだが、それを着た人も見たことがなかった。


きっと皆さん諦めているのだろう。

悲しい。

そんなことを考えていたとき、親しい友人(わたしよりかなり若い)も癌になって全摘手術をすることになった。彼女は皮下全摘手術とシリコンによる同時再建をおこなうドクターを見つけたと教えてくれた。乳首や乳輪も残せるらしい。


そんな可能性を探りもしなかった。

もしかしたら、これは天の啓示なのでは?と感じた。わたしも調べに調べたが、百聞は一見にしかず、セカンドオピニオンを受けることにした。


そして迎えた4/24手術前のMRI検査とエコー検査。

4/28の主治医の診断日、先生から「いい結果です。MRIで癌は見えません」と告げられた。看護師さんたちもにこにこ顔で喜んでくれた。


そんな穏やかで温かい空気をわたしはセカンドオピニオンのことを話して凍りつかせた。

「温泉が大好きで、これからも温泉に入りたいんです!」

先生は淡々とうなずき、紹介状を書いてもらえることになった。


馴染みの看護師さんは、廊下で心底心配してくれた。だって主治医は関西では超有名な、ほかの病院からたくさんの患者さんたちがセカンドオピニオンで押し寄せる方なのだから。


だけど、ここではシリコンを入れた胸に放射線治療はできない。ここが得意な自分の組織(お腹や背中、お尻の脂肪)をとって再建するのは、傷が増えるからぜったいにイヤ。となると仕方ないではないか?


ということで、ゴールデンウィーク明けに紹介状をもって新しいクリニックを訪問することが決まった。


ゴールデンウィークは傷のない体で温泉に入れる最後の機会。立寄り湯にも行き、数え切れないほど温泉に入りたおした。猿ヶ京温泉のお宿は素晴らしく、草津温泉のお湯は濃さか半端ではなく凄かった。





セカンドオピニオンとは言いつつ、温泉に入るたびにこの楽しみは手放せないと決意は固くなるばかり。5/13に行ったときにはすっかり心は定まっていた。


胸の脇側と下側を小さく切るため正面から見ても傷は見えないらしい。胸の大きさが選べて3割減だと他人から痩せたと言われると聞いて、老年に入ってデカい胸はまったく必要ないし邪魔なので3割減にしてもらう。バストトップの位置は上がる❣️


下がる一方だった無駄に大きな胸とはおさらばだ。


ただ不安は全摘手術と同時再建をしたあと、1泊しただけで、家に帰るようになっていること。アメリカやフランスでは普通のことみたいだが、通常、胸に装着したドレイン(体の中から出る体液や血液を排出するための器具)を外せるようになるまでは退院できない。そりゃあまあ、胸をとっただけだから、歩けるしご飯も食べられる…とはいえ、大丈夫なのか?


でもまあ、また水素とみんなの応援がわたしを助けてくれるだろう。なんとかなる。なんとかする。


先に教えてくれた彼女は今週水曜に手術をして無事昨日家に帰ってきた。


会いに行って状況を聞いた。術後、自分で手術台から降りて歩いて回復室に行かされると聞き、びっくりした。あと、大胸筋の下にシリコンが入るので筋肉が痛くて起き上がるのもままならないらしい。


いろいろ考えた。そして思いついた。今日からみっちり大胸筋のストレッチをがんばる。それしかない。柔らかく弾力性のあるふにゃふにゃの筋肉を作るのだ!


決戦は6/10‼️


手術が終わっても癌とのたたかいはまだまだ終わらない。手術のあと、放射線治療25回、分子標的治療1年、ホルモン剤治療10年と気が遠くなるほど続く。