(今までのあらすじ)
HER2陽性乳がんの標準治療である、タキサン系抗がん剤+分子標的薬フェスゴで、2種類のタキサン系投与でアナフィラキシー症状が出て、中止になった。
さらにタキサン系のあとで投与する予定だったアンスラサイクリン系の副作用を軽減する目的の前投薬でもアナフィラキシー症状が出て、アンスラサイクリン系投与にいたらず、ケモは中止。
ケモとは化学療法を指す医療用語らしい。
とにかく7月に乳がんが見つかってから5カ月にもなるのに、フェスゴが2回できただけ。
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ということで、とにかく原因を探ろうとなり、10/29に皮膚科を受診した。アレルゲンを特定するために、パッチテストとプリックテストを原因物資を用いておこなう必要がある。
プリックテストとは皮膚に物質を塗布したのちに針でついて反応を観ることで、パッチテストより結果がはやくわかる。
この3回に共通する物質は、界面活性剤の「ポリソルベート80」なのだが病院にはない。
前もってポリソルベート80について、わたしなりに調べたことを皮膚科の若い女性医師に告げた。
取り寄せられるかどうかわからないということで、次の診察は11/14となった。
結局ポリソルベート80は入手できなかったので、前投薬そのものを用いることとなった。
生理食塩水、ヒスタミン、前投薬の薬(名前失念)、わたしが入手したひまし油を使った。ひまし油はタキサン系の抗がん剤に入っており、アレルギー症状が出やすい物質とされている。
プリックテストの結果、どれも紅く腫れた…
どうやら、物理的な刺激で反応したらしく結果は判然としない。
3日後にパッチテストの結果を診察したが、これもすべて陰性。
その結果、前からわたしが疑ってきた「インフュージョン・リアクション」ではないかということが濃厚となった。
もしそうであるならば、どんな抗がん剤でもダメな可能性がある。インフュージョン・リアクションはアレルギー反応に似ているが、機序が異なる。自己免疫が関与しているらしいがはっきりしたことはわからない。
わたしの母は潰瘍性大腸炎を発症し、今は寛解している。この病気も自分の免疫が過剰となり自分を攻撃して起こる病気である。
もしかしたら遺伝しているのか?
さらに、これとは別に11/4に帯状疱疹の発疹が右上半身に出現。会社近くのクリニックで抗ウイルス剤を処方してもらったが、痛いのなんの。たいていの痛みには強いが、さすがに痛み止めなしでは眠れなかった。
水泡がつぶれ、かさぶたになるのに1週間くらいかかり、今度は痒みがわたしを襲う。痛いのも困るのが痒いのも嫌だ。
今後の治療予定としては、点滴の副作用予防は諦め、飲み薬で副作用予防をしてから、アンスラサイクリン系抗がん剤にチャレンジすること。
主治医に帯状疱疹のことを報告し、免疫力も下がっているし、すぐは無理だと告げた。
じゃあとりあえず超音波検査で今癌がどうなってるか調べようということに。
確かに全身状態はよくないものの、毎日仕事には行けているし、できないこともなかっただろう。
だが、わたしの心の中に11/23に有明アリーナでおこなわれたROIROMのデビューショーケースにどうしても行きたい想いがあった。
治療は気になるものの『timelesz project』のファイナリストで、timeleszのメンバーになれなかったというある種の悲劇性をまとった美しい浜川路己くんと本多大夢くんのリアルをどうしてもこの目と耳で捉えたかった。
わたしはわかった。timeleszとROIROMのファンクラブにも入ったのは『timelesz project』というドキュメンタリーが好きで、その続きを知りたいからなのだと。映画やドラマの原作を読んで、書かれていない部分やその後の展開を知るために本を買い漁るのと似ているかもしれない。
話はそれまくったが、東京に飛行機で行き、デビューショーケースを堪能し、空港近くのドミトリーに泊まって、羽田空港で大好きな絶品のお出汁が味わえるお店で朝ごはんを食べて朝のうちに帰ってきた。
話はそれたが、癌のほうはフェスゴのあと何の治療もしていないのに、さらに小さくなっていた。
しかし転移ではないだろうけどリンパに怪しい影があるので、12/9念のため細胞診をすることになった。
ケモの予定は来年の1/8…年末にすると白血球が下がり肺炎などの感染症にかかっても対処できないからだそうだ。
これで年末年始はめいっぱい遊べる!
12/26のtimeleszのドーム公演も当選したので心おきなく行ける。楽しみすぎる。
そして、来年Netflixで『timelesz project』の後日譚〜ドーム公演までの日々の配信がある。
その配信をもってわたしの推し活も終わる予感がある。



