この日記を付けてから、早くも二年近く、私は時が流れるのでは無く、経つのが早く感じる。
しかしそれは毎日という日々の一瞬 一瞬の中で、時を時として、あえて捉えないからであると、考える。
明治 大正 昭和という時空を超えて、先人達が繋がって私が平成に生を受けた。
人間の死生観を私は毎日考えており、それでも答えという結果には結びつかない。そこで気付いたのが人間として生かされている本物の生とは、時空を時代を越えても未来永劫に消えない、むしろ受け継がれていく瞬間が本物の生の一つなのだと。
平成の時代に生かされているからといって、平成だけの考え方や思想に流されている人間が余りにも多すぎる。
むしろ、本当に毒づけにされて、苦しんでいるのは、人を騙して人をナメているそんな小汚い人間ばかりが、何故いっぱしの長を名乗って、この平成にのさぼっているのかを、否定しない人間が筋道を通さない人間が多すぎる!!
己自身の魂を捨ててまで、生きるぐらいなら、誰にも服従しないで生きてやる、と、舌を巻いている、人間が若者で多く目に付く。
私もそんな一人だった。
しかし、それでは本物の反骨精神や否定には程遠い事を、私の師に出逢って知り、変わった。
だからといって、この平成にのさぼって従う訳では無い。
この時代と闘って、一本ブレない本物の時空を時代を越えても、強く正しく賢く優しいと、全ての人間を自然淘汰する生き方で、私はこの平成の時代と闘っている。
まだまだ荒削りや完璧ではない。
しかし、いつの時も必ず諦めない姿勢で、俺の背中に着いてくる人間、俺の一挙手一投足を本物の意志で向き合っていく人間と出逢ったからには、私は進み続けます。
この日記を読まれている人間全てに、武という生き方と、まともが一番強い事を必ず証明する。
時空と時代を超えても、デカい人間はいつの時代も時代と闘ってきた事を平成の人間は忘れない様に。
岩井 健太郎