日本でも報道されていたようですが、ついこないだの6月末に北米の西海岸側で1937年以来となる記録的な猛暑になりました。

どれくらいかというと、私が住んでいるブリティッシュコロンビア州での最高気温は47.5℃‼︎

幸い、私が住んでいる町ではありませんでしたが、私が住むウィスラーでも43℃を記録していたようです。


原因はヒートドームと呼ばれる現象で、広範囲の高気圧が停滞する事で、熱気を高気圧がフタのように抑えてしまう現象らしいです。

高気圧で晴れる上に熱気が逃げないんだから、そりゃぁ暑くなりますよね。。

幸い(?)、カナダは湿気が少ないので日本で同じ気温を経験するよりはマシだったと思いますが、それでも自転車に乗っても扇風機に当たっても、熱風しか来なかったのは辛かったです。。


画像は6/29日の各都市の気温です




ども。
今回は私がやってる遊びの話をざっくりと、なんでカナダのウィスラーという町にしたのかも交えながら紹介したいと思います。
写真のUPもできるようになったので笑、写真もね。
まず1枚目。
スコーミッシュという町にある、The Chiefという岩山の半分くらいまで登るLong time no seeというルートです。

私は父の影響で小さい頃から山登りが好きで、20代はモータースポーツに明け暮れたものの、20代半ばからロッククライミングにも興味が出て、すぐに始めてみました。
で、雑誌やインターネットで色々知っていく中で、スコーミッシュというクライミングで有名な町があって、しかもその隣町はバンクーバーオリンピックで使われたスキー場があるらしいという事を知りました。
札幌出身なのもあって、もちろんスキーも大好きだからクライミングとスキーがいっぺんに楽しめちゃう!
なんて贅沢なんだろう、行きてぇ‼︎
というのがワーキングホリデーでウィスラーを選んだ理由で、なんでスコーミッシュじゃなくてウィスラーか、というと語学学校があったから。

さて、講釈が長いとアレなんであとは写真の軽い紹介をババっといっちゃいます。

コレはJoffrey lakeという有名なハイキングコースの、少し上にある氷河付近まで歩いた時のヤツ。

友達といつ崩れるか分からない氷河の中に入って写真とか撮りました(もちろん自己責任で‼︎)


コレは2シーズン目、スキー場に行くのにチケットを買っているところ。

普通、ウィスラーに住んでるならシーズンパスを買うのが当たり前なんだけど、ワーホリから就労ビザへ切り替えた直後で色々と出費が嵩んでパスが買えず。。イントラやってる友達から半額券を貰いながら、一日券でやり過ごしたシーズン。$100札が輝いてますね笑


まだ車が無かった頃、スパニッシュの友達とヒッチハイクでスコーミッシュにクライミングしに行った時の。

もちろんバックカントリースキーも大好きで、コレは友達同士で雪崩講習をやったヤツ。
毎年やるようにしてます、怖いから。

カメラマンでは無いけれど、こんな凄いトコにいたらカッコいい写真を撮りたくなるもので、、クライミングで学んだロープワークを駆使してちょっとだけカッコいい写真を撮れるよう頑張ってみたりしてます。

コレがその時の。

Howe soundという海(湖じゃないよ!)が目の前にあるスコーミッシュの町。

登ったら絶景です。

Malamuteエリアにて


夏場は陽が長くて夜9時くらいまで明るいから、仕事終わってからボルダリングとかも楽しいッス。

Anubis V7(絶賛宿題中)


シーズン始めのバックカントリーで軽い雪を当てた時。
気持ち良かったー。

スキー場から気軽にバックカントリーエリアにアクセスできちゃうのもウィスラーの魅力の一つ。

Mt.Pattisonに向かう途中での一コマ


ふかーい雪を当てて嬉しくて思いっきり当て込んだ時。

この後、超失速して前転しました笑




さて、ズラズラっと写真を紹介したけど、こんな感じで春から冬まで余す事なく遊んでいます、しかも気づいた人もいるでしょうが、私はそんなに強いクライマーでも上手いスキーヤーでもないです!

でも最低限の安全知識と少しのチャレンジ精神だけアレばこんだけ遊ぶ事ができちゃうのがウィスラーやスコーミッシュの良いところ。


今はコロナ禍で行き来はしづらいけど、もしワーホリやクライミング、スキートリップを考えている方がいたら、自分のレベル関係ナシに来てみて欲しいなぁと思うのです。

ども。 

今回は、きっと一生忘れないであろう日になった、ワーホリで初めてカナダに着いた日のことを書きます。

 

2018年の1月17日に日本を出国して、バンクーバーへ。 

バンクーバーに着いたらそのままバスに乗ってウィスラーへ行って、お世話になる語学学校の寮へ行く、、、ハズだったのだけど、なぜか予約したバスの名簿に自分の名前がない。。。それもそのハズ、日本とバンクーバーの時差が16時間あるのを忘れていたから!!!

つまり、18日にバンクーバーに着くと思っていたけど、実際に着いた時バンクーバーはまだ17日。 

そりゃ名簿に名前が無いワケだ。

 

さて、そんな事でクヨクヨしてもしょうがない、と、とりあえず観光がてらバンクーバーの街へ。

が、私が着いた1月は雨が多く、レインクーバーと言われる事もある季節で、もちろん雨!!

そんな中で重たい荷物を持ったまま観光するのもイヤだから、空港で調べたホテルに向かって歩く。 

街のいたるところでフリーWi-Fiを拾うことが出来るのでGoogle mapを使いつつ、迷わないように位置を確認しながらホテルに到着。 

そしてホテルマンに身分証の提示を求められ、颯爽とパスポートを、、、アレ、、え?? 

 

パスポートとかしまってたザックが無い!!!

実はこの時、別の大きいザックを背中に背負っていて、大事なものを入れた小さいザックをスーツケースに括っていたのだけど、見事に置き引きに会いました。

私にとって初めて一人で出た海外だったんだけど、バンクーバーは”比較的安全な街”と聞いていたのでめっちゃ油断していたのでした。。。

カナダ生活に割と慣れた今(4年目)、当時の自分には正座をさせて小一時間説教をしたいですねホント。

 

そこからは頭の中が真っ白になりながらも、語学学校の手配でお世話になったエージェントさんに助けを求め、とりあえず無事だった荷物を預かってもらってそのまま警察に。

中学英語にも劣る英語力を見事に駆使して荷物を盗まれた事をどうにか伝え、ポリスファイルナンバー(調書の番号)をゲット。

この番号があると、その後に旅行保険で失くしたモノの保険金の請求がスムーズに行えます。

もちろん、旅行保険は携行品もカバーする保険に入っておく事を強くオススメします。

 

この後、泊まろうと思っていた安ホテルに再度出向き、事情を説明したところ”泊めてくれる”と言ってもらえてどうにか寝床を確保。

安宿の薄暗い部屋で食べたセブンイレブンのサンドイッチの味が忘れられません。

 

そんなこんなで夜が明けて、気を取り直してちゃんと予約されているバスに乗ってウィスラーへと向かったのでした。

 

 

そこからはハウスメイトや語学学校の人たちに助けられながら普通のワーホリ生活が始まるので、その辺はまた書きたくなったらという事で、とりあえず次は私が住んでいるウィスラーや、その隣町のスコーミッシュでやっている遊びの話でも。

 

画像はその置き引き事件で警察に作成してもらったポリスファイルの番号控え。

いやー、懐かしいっす。