トルクメニスタン人とのディスカッションで、伝統的な治療が健康に悪影響を与えることもあるって話をしてたのね。

この例として母乳とミルクの話をしてたんだけど、トルクメニスタンでは母乳が主流らしくて、ミルクの有用性を日本側が語っても、受け入れようとしてくれなかったんだよね。

今はミルクでも栄養バランスがかなり重視されていて、成分的には母乳よりむしろ優れてるんだって。

私自身もそれを知らなかったし、親からずっと母乳の方がいい、とか、母乳で育ったからあなたは病気にかかりにくいのよ、とか言われてたから、はじめそれを言われてもなんだか受け入れ難かった。
やっぱり論理より、感情とか自らの経験とか、昔から言い聞かせられてるような伝統の方が受け入れやすいのかな。

これを担当の先生に話したら、国際機関の開発でも、「伝統」や証拠のない「知識」に固執してる現地の人の考えを変えるのは難しいって言ってた。
そこが障壁になることも多いらしい。

はー難しい。
外部が現地の伝統を否定せずに、でも客観的に見て正しい方向に導いていくのって難しい。
数値を見せるだけじゃ無理なんだろうな。