おとといをもって官庁訪問が終わり、無事第一志望の省庁から内々定をいただくことができました。
就活してた期間が長すぎてもはやあえて何かを述べるのもためらわれるくらいには色々考えてきましたが、最近パッと思ったことを2つだけ記しておきます
①就活は「自分が納得感を持って進路を決断するための方法」を考えるプロセス、だったような気がする
そして意外と、合理的には説明できない感情&しがらみ要因(「憧れ」や「予期される身近な人からの反応」とか!)が意思決定の納得度にもたらす影響も大きいのだと感じました。
→私の場合は、国家公務員や公務員を目指す仲間たちに対する憧れ、家族の支持、というのが、最後まで拭い去られることはありませんでした
②社会は役割分担なのだということ
・官僚は片思いをするのが仕事。国民は短期的なニーズを要求するけど、それは民間企業でもこたえられる。国民のことを真に思うのなら、時に短期的なニーズに目をつぶってでも長期的な目線で対処すべき、この意味で片思い。(官僚25年目の人の言葉)
・官僚だけが偉いわけじゃない、国民のために、という言葉はうんざり(民間にすすむ友人の言葉)
この二者の言葉だけでも、いかに思いがすれ違っているかがわかります。
私は結局国に対して価値提供する方法を考えたいというのが譲れなかっただけで、結局社会人がある程度の満足感を持ちつつ生活するために大事なのは、「自分がなんのために毎日仕事場に行くのか」というところにどれだけ納得感を持てるかということなのではないでしょうか。
今の私は自己成長したいだとか、それを国に還元したいとかっていう動機が大きいけど、これがいつか、家族を幸せにするために働きたい、になる可能性も大いにあります。
人々がいろんな動機で働くことで社会が回っているのだと思うと、本当に職業に貴賎はないし、たまに自分と対話してみることが大事だと思いました。
