Hの話。
真夏のある日、午前の出来事。
Hはコンビニに買い物に出かけ部屋へ帰ったが玄関のドアが開かなくなっていた。家の鍵はしっかりと握りしめていた。ドアの故障でもない。なぜかチェーンロックがかかっていた。
Hは一人暮らしである。その日は誰もいない。焦るHは管理会社に電話するがつながらない。頼るところもなく悩み考えたHはベランダの窓の鍵が開いているのではと思いつく。
とにかくすがる思いで隣の家のベルを鳴らす。
同年代位の若い女性が警戒しつつ部屋のドアを開ける。とにかく必死だったHは猛烈な勢いで事情を説明した。
Hの作戦は隣のベランダから飛び移り自分の部屋へ入るというものだった。Hの部屋は8階にあった。
下を見たら体が硬直してしまいそうな恐ろしい高さ、ちびりながらも普段使わない勇気を振り絞った…
見事自分の部屋のベランダに辿り着き達成感、安堵感、高揚感を抱えながら窓に手をやった。作戦は見事成功したかに思えた…
神はまだHに試練を与える。
窓は頑丈に施錠されていた。また8階の高さと格闘し隣の部屋に移る…隣の窓も頑丈に施錠されていた。そして人の気配はない。隣人は出かけてしまっていた。
腰から崩れ落ちた。真夏のベランダで一人待ちぼうけた。
とにかく隣人が帰ってくるのを8階のベランダから待ち続けた。地上を歩く隣人を見かけたHは8階のベランダから叫んだ!!!
「開けてくれ!!!」
隣人も8階から出会って間もない男に叫ばれることは、今後の人生においてもまずないであろう。憐れむことも忘れなぜか焦燥感に駆られながら、Hの救出に向かう。
Hはベランダに閉じ込められてから約40分後、無事救出された。
自力では無理と判断したHは鍵の業者を呼ぶ。職人はものの1分で事件を解決した。原因はチェーンロックのばねが弛みドアを閉めた衝撃でチェーンロックがかかってしまったみたいだ。
職人の技術の高さに惚れ込むHだが、自身、最初に下した判断の決定的なミスには気付かない。
Hが歩けば伝説が生まれる。誰もHを止めることはできない。
我がフットサルチームのキャプテンの自転車が盗まれました![]()
最近は自転車に何十万もお金をかけている人もいるらしいです。パーツだけでもジャカジャカチ~ンだそうです。
吾輩の自転車は某ショッピングセンターで¥12,800円でした。 ふっふ~ん![]()
泥棒は犯罪です
いかなる理由があろうとも、お前の物は俺の物なんてバカな発想はやめていただきたいです。
キャプテンに一言。
きっとキャプテンに降りかかる災いを自転車が身代わりになってくれたんだと思います。君は浮気症だから気にせず次の自転車を愛すればいいのです。
盗難情報です。