今回は、趣向をかえて、過去レコ。
スライドフィルムをデジカメで撮影して、色を編集してみました。
1975年、20歳前に歩いた 北アルプスの記録になります。
8/24 葛温泉・仙人閣まで
8/25 高瀬ダム(建設中)の横を歩いて 晴嵐荘
8/26 伊藤新道を登って 三俣山荘
8/27 三俣蓮華岳-双六岳-双六小屋(姉と合流)
8/28 西鎌尾根経由で 槍ヶ岳山荘
8/29 南岳-大キレット-北穂-涸沢岳-穂高岳山荘
8/30 奥穂-前穂-岳沢-上高地-松本駅
山小屋5泊(小屋泊まり・ほぼ自炊・前半は単独行)
3年程、丹沢から 修行を積み重ねた上で、初の北アルプスでした。
伊藤新道は、1956年に開通し、1983年ころから吊り橋が無くなり、廃道。
現在は、三俣山荘から「展望台」まで降りることは可能だが、谷筋の崩落
などもあるため、湯俣から三俣まで登る(逆に下る)ことは、非常に危険で、
遭難の可能性が高い。(このルートを復活させようとする動きは ある)
1975/8/25 高瀬ダム(建設中→1979年に竣工した)
工事中につき、ヘルメットを借りて歩き、リュックをダンプで運んでもらう方式だった。
湯俣 晴嵐荘
8/26 伊藤新道を登って 三俣山荘
こんな桟橋があって ちょっとびびった(前日に下見)
たぶん第4吊り橋。第5まである。太めの針金だったかも。
先行していた 黄色のリュックの人と前後して歩いたっけ>連絡ください。
今ってザックとかリュックとかじゃなくて バックパック ですな。
沢から登ってきた。向こうは燕岳らしい。
たぶん、「展望台」からの槍ヶ岳。手前に硫黄尾根。
酸っぱい川の水は 飲んじゃだめだったらしい。飲んだけど。
バテバテで三俣山荘に到着。山荘が見える。かっこいい山は鷲羽岳。
ここも好きなところ:後にテント泊した(双六も)。
8/27 三俣蓮華岳-双六岳-双六小屋(のんびり稜線コース)
8月も終わりなので チングルマは実(種)
あっちの薬師岳と、真ん中の 雲ノ平=山上の楽園と言われている。
ここも いいんですよ。双六岳の平らな砂礫の向こうに 槍ヶ岳と穂高。
ガスってて残念、というときもあったけど。
46年前の双六小屋。水が豊富で天国。今も かな。
ここで姉たちと合流。
8/28 西鎌尾根経由で 槍ヶ岳山荘
この日は あまり撮影していなかった。
カメラは オリンパスOM-1で、35mm F2と 135mm f3.5だったはず。
なんで 槍ヶ岳山頂の写真が無いんだ?
8/29 南岳-大キレット-北穂-涸沢岳-穂高岳山荘
かなりヤバイ
キレットの底あたりか?
慎重に3点支持(確保)で、無事クリア。
今ならヘルメット必須な難ルート。
そのころは、チューリップハットが流行ってたっけ。
穂高岳山荘をみおろす
8/30 奥穂-前穂-岳沢-上高地-松本駅
あっちを歩くのは、この5年後。
奥穂高岳のあとは、前穂高岳に寄ってから 岳沢経由で上高地に下山。
松本駅の近くの炉端焼き屋で打ち上げして、夜行列車。