私は今後の対応に悩みながらも
とりあえず、どの部屋を案内しようか考えた・・・
数ある管理物件の中でも、どれでもいいと言う訳にはいかなかった・・・
何せ事情があり未成年でもあるため
ある程度事情を理解してもらえる家主様でなければ後々トラブルの元になる・・・
幸い、日頃から懇意にさせて頂いている家主様のワンルームマンションが
一部屋空いていることがわかった・・・!
私は早速事情を説明すると、家主様は事情を汲んでくださり快諾してくれた!
私は早速彼女をその部屋に案内した・・・!
部屋の広さは8畳ぐらいだが綺麗に改装され、角部屋で風通しも日当たりも良かった!
『私、今日からここに住めるんですか??』
彼女の目がキラキラ光った・・・
今までの家は居場所がなかったのであろう、嬉しそうに部屋を見ていた・・・
会社に戻り、今後の打ち合わせをしていると、ふっと気づいたことがあった・・・
『あっそうだ! 荷物はどうするの?』
『今日、取りに行きます』
『どれぐらいあるの?』
『わかりませんが、ダンボール箱4、5個はあると思います』
『どうやって持ってくるの?』
『電車で、、、』
『はっ!? それは無理しょ、、ダンボール箱四つも五つも、、、』
ふっと見ると、事務員が私に目配せを盛んにしていた・・・・
『トホホホ。。。はいはい、、わかりましたよ、、じゃ僕が手伝ってあげるよ、、』
『ホントですか!』
もう後には引けない状況だった・・・
『参ったなぁ、、何かあれば事務員!お前も共同責任じゃ!』と
心で叫びながら、彼女と家に向かうのだった・・・
向かう車中、彼女に聞いた・・・
『家にお母さんがいれば、事情を聞いてもいい?』
『はい・・・でも男と誤解されて失礼な事を言うかもしれないですけど・・・』
『こんな親父が??あははっ!それは無いよ!ちゃんと話しをするから』
そうこうするうちに、彼女の家に着いた・・・!
ごく普通の一戸建て住宅だった・・・
私は家の前に車を停めると彼女が先に降りた・・・
後に続き、門をくぐると、何やらたくさんの箱のような物が目に入った!
ようく見ると、私はビックリした!!
なんと! 彼女の荷物が箱詰めされていたのだ!!
それも庭に山積みで・・・・
『これはあまりにもひどい・・・』
玄関は鍵が掛かっており留守のようだった・・・
私と彼女は顔を見合わせたまま、ただ呆然とするのだった・・・・