●山本太郎「ツイート後は涙が止まらなかった」
 
  6月28日15時02分
 
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俳優・山本太郎は、“脱原発ツイート騒動”後、
 
「俳優仲間に迷惑をかける」と所属事務所を退社。
 
 フリーの身となった今だから話せるあのときの思いを、
120分間語り尽くしてくれた。
 
 このインタビューは、ツイッターでの反原発発言後、初のメディア登場となる。
 
━━所属事務所を辞めて、現在「フリー」になったわけですが、生活は変わりましたか?
 
山本 事務所を辞めてしばらくして、ツイッターを通じてナレーションの仕事を一本いただきました。
 
 もちろん、俳優は続けていきたい。
 
 今はマネジャーもいないし大変だけど、
13年間お世話になった事務所を出て、初めて大人になった気がしてます。
 
(中略)
 
━━振り返れば、原発問題について太郎さんが初めて公に声をあげたのは、
4月10日、
高円寺で1万5000人を動員した反原発デモの前日のツイートでしたね。
 
山本 その数日前にソフトバンクの孫さんが、
ツイッターで原発の賛否を問うアンケートをしてて……
正直それを見て、ずっと寝つけずにいました。
 
 声をあげたいけど一歩を踏み出せずにいる……
 
 そんな自分に気づいたんです。
 
 やっぱり16歳からやってきた俳優という仕事が好きだし、夢もあるしね。
 
 でも、今の状況では、
 
そんなちっぽけな葛藤なんて
 
つまらないことだって思ったんです。
 
 福島の人たちが
 
国に見殺しにされているというのに、
 
間違いに対して
 
間違いと言えないのは
 
人として終わってる。
 
 プライベートでは反原発の話をしても、
役者としては発言しない……
 
これじゃ僕も
 
原発に
 
賛成しているのと一緒。
 
 あのツイートは、本当に言いたいことを言えない
 
苛立ちが爆発したんです。
 
 つぶやいた後、格好悪いけど大泣きしました……。
 
 何かを失う怖さからじゃなく、
 
自分自身が解放された喜びで
 
涙が止まらなかった。
 
 やっと人間に戻れた、って。
 
 事務所にいづらくなるのも想像できたけど、
 
人としての
 
優先順位を
 
考えれば、
 
口をつぐんで仕事を続けるという
 
選択肢は僕にはなかった。
 
(後略)
 
 山本氏はこのほかに、原発のこと、
 
芸能界のタブーのこと、
 
母親のこと、環境問題のことetc.
 
 を赤裸々に語っている。
 
続きは、
週刊SPA!
7/5・12号(6/28発売)
「俳優・山本太郎が事務所を辞めてまで伝えたかったこと」にて。
 
(日刊SPA!)