憂い時々怒り | It's a small WORLD!

憂い時々怒り

以下、読売ONLINEより抜粋。



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米大統領、日本の「民主化」を例にイラク関与継続で演説へイラク情勢


【ワシントン=五十嵐文】
ブッシュ米大統領が22日午前(日本時間同日夜)にカンザス州で行う米在郷軍人会向けの演説で、
戦前の日本の国家神道と戦後日本の「民主化」を引き合いに、イラクへの関与の継続の必要性を訴えることが、ホワイトハウスが事前発表した演説の抜粋からわかった。


大統領は過去の演説でも、旧日本軍とイスラム過激派を同一視し、日本の民主主義の進展とイラクの将来を
重ね合わせる発言を繰り返し、日本政府が「誤解している点がある」として米政府に事情説明を行っている。
(2007年8月22日13時49分 読売新聞)


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この記事を見た途端、人間ってここまで呆れることができるんだろうかと思うほど、全身の力が抜けた。


あの国の大統領、個人的に好きじゃなかったけれど、個人の問題でもない気がする。
今は日本人として、とても腹立たしいやら情けないやら。
それにしてもイラク攻撃を支持した日本って、一体何なんだろう??


そもそも、イラク関与は民主化なんかじゃないと思う。
反米・反政府の武装集団を掃討するという大義名分でも犠牲者は民間人。
アホすぎる。イラクと日本を一緒にするなんて。歴史見てご覧よ。

自分の国がどうやって戦後日本を占領支配していたかも知らないんじゃなかろうか。

更に、大統領の周囲がその演説を止めないところが、またおかしい。


人道支援・開発関係者、日本人、そしてイラク人も同じビックリを共感したに違いない。

有り得ない。渡米への期待が薄れていく…(苦笑)。

いや、一般国民はきっといい人だよね。そうであることを切に願う。

決してアメリカを嫌いになりたくないです。