webライターになるのに、webライティングについての資格は基本的に必要ありません。
webライターとしての働き方には幅があるので、学校で学ぶ日本語をマスターしていれば誰でもなれる職業です。
ではどうして資格が存在して、資格取得をする人がいるのでしょうか?
こちらの記事では、webライターにとって資格の必要性と、おすすめの資格をお伝えしていきます。
ご紹介する資格は、私が資格取得を考慮した時に選んだ3つで、実際に2つは資格取得を果たしました。
webライティングの資格取得を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
【webライティングの資格】必要性を解説
冒頭でもお伝えしましたが、Web ライターになるために資格は必要ありません。
ですが資格を持っていることでえられるメリットがあります。
- Web ライティングのスキルを証明できる
- Web ライティングの知識を深められる
それぞれ詳しく解説していきます。
Web ライティングのスキルを証明できる
Web ライティングのスキルを身につけることで、自分の文章力をクライアントに提示することができます。
もちろん自分が運営しているブログを参考にしてもらったり、これまでに受注した記事をポートフォリオとして利用することも可能です。
どの方法も十分に有効な手段ですが、資格を提示すると文章力の専門性や、 Webライティングに対する学びの姿勢を強く感じてもらうことが期待できます。
クラウドソーシングサイトで仕事を受注する時の提案文や、オフラインでご挨拶する際の名刺に書き加えていきましょう。
Web ライティングの知識を深められる
資格を取得するためには、資格内容に向けて勉強しなくてはいけません。
Web ライティングの資格取得をする際は、 受験資格と指定教材での学習がセットになっているものがほとんどです。
webライティングに対する知識が深められる機会なので、しっかりと学習していきましょう。
【webライティングの資格】おすすめを3つ紹介
webライティングについての資格はいくつもありますが、その内容や権威性などを考慮して厳選したものをご紹介していきます。
それぞれの料金や特徴をご覧ください。
webライティング能力検定
webライティング能力検定は、2012年からスタートしている運営歴の長い検定です。
受験生は2,200名以上で、個人だけでなく企業単位での受験も行われています。
受験費用は教材込みで13,500円(税込)ですが、資格勉強に有効なDVDセット19,800円(税込)も用意されています。
確実に合格を狙いたい方や、学習方法に不安のある方はDVDセットをおすすめします。
試験内容は6つにわかれていて、それぞれの点数が決まっています。
国語 | 12点満点 |
webライティング基礎 | 12点満点 |
コピーライティング、メールライティング | 16点満点 |
SEO | 16点満点 |
法律、倫理、炎上対策 | 16点満点 |
ミニ論文 | 16点満点 |
88点満点と中途半端な気がしますが、試験の点数によって取得級が決まります。
1級 | 80~88点 |
2級 | 70~79点 |
3級 | 53~69点 |
資格なし | 53点以下 |
難易度としては、セットの教材で一通り勉強すれば、有給者にはなれる印象です。
さらに資格取得をすると、webライティング協会主催のオンライン交流会に参加できたり、有益な情報をメールで受け取ることができます。
webライティングの基礎基本スキルを身につけて、視覚化するのにおすすめです。
webライティング技能検定
webライティング技能検定は、自宅から受験ができる初心者向けの資格検定です。
受験するには、webライティング講座を受講する必要があります。
WEBライティング講座 | 32,000円(税込) |
受験料 | 6,000円(税込) |
ID発行手数料 | 3,000円(税込) |
webライティング技能検定に合格すると「webライティング実務士」が取得できます。
資格取得の魅力は、ライティングスキルの証明だけではありません。
webライティング実務士の特典としてクラウドソーシングサイトで、次のようなサービスが受けられます。
- ランキングポイントを2倍付与
- 獲得ポイントや案件継続に対しボーナスポイントの付与
- 案件の優先配信
- クライアント向けのマガジンで紹介
- モバイルバッテリーのプレゼント
何度もお伝えしますが、資格取得したことを提案文やプロフィールに書き込むと、ライティングスキルの証明になります。
ライティングスキルの証明と、クラウドソーシングサイトの特典で、報酬を大きく伸ばしていきましょう。
薬事法管理責任者
薬事法管理責任者とは、薬機法や景品表示法など、webライティングに必要な法律についての資格になります。
通常のライティング以外に、次の様なお仕事を受けられるようになります。
✅広告ライティング案件の受注
✅薬機法・景品表示法などのチェック
通常のライティング案件を受ける際に、専門性を提示できるので受注率が上がることも期待できます。
こちらもオンラインでの受験が可能で、毎月6日・16日・26日に行われています。
費用は89,800円(税込)です。
受講料 | 49,800円(税込) |
WEBライティング講座 | 10,000円(税込) |
資格試験検定 | 20,000円(税込) |
登録講習料金 | 10,000円(税込) |
試験問題は2問で、テキストでの回答です。
もちろん薬事についての理解があってこそですが、試験内容はそこまで難しくは感じませんでした。
薬事を絡ませたお仕事を受注していこうと思うなら、資格をとってOKではありません。
薬事法違反を起こせば、刑事罰や行政指導の対象になります。
知識と理解を深めて、有資格者としてのスキルをしっかりと身に付けましょう。
まとめ
webライターとして活動するために、webライティングの資格が必要かを伝えしてきました。
おすすめの資格は次の3つです。
- webライティング能力検定
- webライティング技能検定
- 薬事法管理責任者
資格がなくてもwebライターとして十分な活躍はできますが、取得するメリットはあります。
因みに私は「webライティング能力検定1級」と「薬事法管理責任者」の資格を保持しています。
ライティングスキルの証明・ライティングスキルの向上のために、チャレンジしてはいかがでしょうか?