天塩岳は一等三角点の山。
7年ほど前に夏道で周回登山している。
今回は沢の師匠ganさんを交えた5人で、天塩川を遡行して山頂に至る予定だ。
天塩岳ヒュッテに前泊し、早朝からスタート。
天塩川の延長256kmは、北海道では石狩川に次いで二番目の長さ。全国でも四番目の長さの大河だ。

 
夏道から沢コースに入り、間もなく入渓。
滑や小滝が連続して、飽きる暇がない。
想像以上に素晴らしい沢だ。
 
 
 
 
 
 
大きな雪渓の下を通るときは、緊張感が走る。
この下敷きになったなら、ただでは済まない。
 
 
1105の分岐は、左に行ってラクダ岩を経て山頂に向かう踏み跡が見えるが、われわれは敢えて右に入り、更に深い本当の天塩川源頭をめざす。
 
 
読図に注意しながら進み、やがて大河天塩川の最初の一滴に至る。
格別の味!美味い✨
 
 
暫し美味と満足感に浸り、さらに沢形を詰めると、ほんの数分の藪漕ぎで夏道に合流。
10分あまりで、一等三角点「天塩岳」がある山頂に到達だ!
 
 
 
 
右奥に大雪山の連なりが見える。
 
 
新道。天塩丸山、避難小屋方面。
 
 
下山する前天塩岳方面。
 
 
この日は「天塩岳速登競争」というのが行われていて、このあと100人余りのランナーが、山頂に集結する。
スタッフの方々に写真を撮ってもらい、山頂を後にする。
 
いつものことだが、夏道の下山は、退屈で長く感じる💦
 
下山後は愛別町の協和温泉♨️で汗を流して、札幌へと帰還した。