エンジン腰上オーバーホール!! | M.T CYCLEの日々

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名古屋市中川区にある小さな自転車&バイク屋のブログです

おはようございます!!9日ぶりのブログアップになります・・・(;´∀`) M.T CYCLEです。



ホントは毎日アップしていきたいのですがなかなかそうもいかず・・・



決してネタがなく暇なわけではありません!!(笑)

むしろ、ここ最近はお陰様で色々なお仕事を頂いております!!(・∀・)



開店して5カ月を迎えましたが、自転車修理のお客様のリピーターや、バイクのお客様も増え日々色々なお話ができています!!



では、本題です。



先日、某オークションでご購入されたという 「ホンダ GB250 クラブマン」


「オークション購入で現状だから」


という事で点検を依頼されました。







外観はとてもきれいです!!



「アイドリング好調、レスポンスもいいね~(^^)」



いい買い物されたのかな~と思いきや。。。



マフラーから白煙が・・・Σ(゚д゚;)



完全にエンジンオイルが燃えてます・・・。



お客様に説明し、分解整備の了承をいただき・・、長く乗る予定なのでということで、



エンジン腰上オーバーホールを開始!!



ゴソゴソ色々部品を外していき、ようやくエンジンまでたどり着きました(^^)


「んっ?」







うわ~。オイルが漏れてたと思われる場所に コーキンザイ が塗ってある~(ノ_-。)


※コーキンザイ・・・主に水回りのシーリングに使う固まるとゴムみたいになるモノ。風呂場の扉のガラスの際に塗ってあるアレです(笑)


かなりラフな治し方だな~(;´∀`)





吸気側のバルブです。

うん。ウエッティーですな。




排気側のバルブ。

うん。完全にオイルが垂れてきてますな。




燃焼室側のバルブ全体。

思ったよりもそこまでオイリーでベタベタではない感じ。

シリンダーヘッドはバルブすり合わせとバルブシール交換コースで決定です。




「ピストンさ~ん。朝ですよ~!!」




「おはようございま~す!!」



ピストンの傷はそんなに無いようで。


せっかくなのでピストンリングは交換しておきましょう('ω')


ゴム類ももちろんすべて交換。


カムチェーンガイドとテンショナーもかなり硬化していてところどころすり減りもあったので交換しま~す!!


これで本格的な見積もりに入れますね(^^)





修理と言っても様々な内容があります。


実際にエンジンなど、内部の修理は分解前の見積もりはあってないようなものです。


きちんとやろうと思えば交換する部品も増えます。


なので、分解前に「オーバーホールは○○万円!!」というのは基本的には断言できないのです。



当店では、お客様の予算や車両の状態に合わせて一番良い着地点を見つけてお手伝いできればと思っております。