2週間ぶりですが、スタイル1 の「だれでもスキルアップ」に参加してきました。

本日のお題はボディポジション。

ドライランドでのウォームアップは、ボディコア系を念入りにやります。

Kコーチの超解剖学的な解説で、一本一本の筋肉の機能をイメージしながら腹背筋を使って安定を保ちます。

体幹まわりに筋肉は、表層的な筋肉だけでなくインナーマッスルと言われる深層筋が数多く通っており、そこを意識して体幹を安定させるトレーニングを積むことが、剛性の高い姿勢を作り出すとのこと。

日常生活ではこのインナーマッスルを意識することは少ないので、なんも考えずにいると神経系の接続が弱いままで、随意に強く使えないままになっちゃうそうです。(酔っ払ってるので、脳内補完がかなり入ってるかも)


一しきりプールサイドでのW-upが終わったらプールへ。今日ははなぢ組常連の自衛官さん(勝手に命名!?)が来ているので、おとなしめに2番手。

最初の板キックでは顔を上げたまま。この時、下半身が沈まないよう体幹まわりに筋肉でしっかり腰の位置を高くキープすることがポイント。

次は面かぶりで板キック。頭が水中に入ることで、下半身の位置がどう変わるのかを意識することがポイント。やはりこれも腰位置に気をつける。

キックメニュー最後は、ストリームラインキック。

バタ足ではKコーチに腰の下がりを指摘されます。ううーむ 腹筋がまだ緩んでる。あと、キックの予備モーションで左右に小さくローリングしてしまうのもダメだしされます。あくまでも水平にフラットにキープする安定性の高さを意識すべし。

ブレキックでは、キックの前後のウェービング(上下動)に注意が出ます。ポジションをキープする意識をしないと身体の無駄なブレが出て抵抗要素を生むということなんでしょうな。

W-up最後はダブルアーム。これも腕の掻きにあわせて上下動を起こさないように、フラットなポジションを維持することに留意。


さてメインです。

最初はけのび。でも漫然としたラク~なけのびではいけません。

・組んだ腕と身体のラインが直線的になるように支える。肩の柔軟性と体幹まわりに筋肉の支えがキーポイント。

・ボディポジションを支配する大きな要素は頭の位置。水底をまっすぐ見る(顔を上げがちな人は、「ここまで下を向くの!?」というくらいな気持ちで)ことで身体が丸まらず、そっくり返らずのポジションになる。

・壁蹴り姿勢の段階から腹筋を締めていき(そりゃ限度がありますのでほどほどに)、蹴りの反動に腹筋が負けて体が折れないようにとの解説。

・けのびしせいでは足をきっちり揃える。バランスが取りにくくて最初は慌てるけれど、練習するうちにバランス感覚が付いてくるので耐える。


頭に関してはちょっとコアな解説がありました。

あごを突き出したり、逆に引いたりすることで反射運動が起こるそうです。

・あごを突き出す → 背中が反る

・あごをひく → 背中が丸まる

だから、そういう反射運動(無意識に起こってしまう)を避けるためにも、頭はまっすぐ!が大切です。


それが終わったら4泳法のドリル&スイム。

最初はクロールのドリルから。気を付け姿勢片手クロールです。

・腰の位置をキープする。

・頭を水平にする。

に注意。

次がクロールのスイム。

その前に「頭の位置と造波抵抗」の解説。このあたりはKコーチの日記の10/13分 に詳細な記述ありです。

戦艦大和などに採用されたバルバスバウ(球形艦首)の理論とクロールでの頭の位置を、G・ハケット選手や柴田亜衣選手の例を出しながら解説。

このあたり流体力学的な話なので「わからん!」と言う人はわからんかも。

要はですね、

・頭で水面を割って進むのはヴァカみたいな抵抗(造波抵抗)になる。

・半沈状態で頭の上を水が包み込むようなポジションがヴァカみたいな抵抗(造波抵抗)を低減する。

・だから頭の位置もフラットに!意味のない顔上げは無駄な抵抗の素。

*表現は突撃オリジナルでKコーチがこういう発言をしているわけではないです。念のため。


私の最近の復調も頭の位置をフラットポジションに戻したことが大きいようで、Kコーチのマイブームと不思議な符合でちょっとうれしい。


肝心のスイムですが、ほめられた。えへ。


次はブレ。ドリルは腕はスカーリングモーションだけでスイムします。

大切なのは、

・グライド時に前に伸ばした腕でしっかりと水を押さえて上半身が沈み過ぎないようにする。

・リカバリーの手の平あわせ姿勢で伸ばすと肘が落ちて抵抗&水押さえにならないおそれがある。

・それを防止するために、伸ばすのにあわせて手の平を45度外側へ向ける!


ブレも停止条件つきでおほめ。「フィニッシュはともかくグライドはいいです!」 はっはっは、そうですか。びみょー (^^;


そん次はバック。あらゆるドリルで一番最後に好きなWアームバック・・・

でも、コツを教えてもらってちょっとやる気。

これをやると大抵の人がリカバリーのトップからエントリーにかけて頭が水没するのですが、リカバリーを軽く素早くやることで、腕の重みによる水没を防げるとのこと。

その通りにやってみると、いいじゃない。でもコーチから「腰沈んじゃってますよ~」とのお言葉。あひゃあ。


最後はバタフライ。ドリルは片手バタフライ(非気を付け姿勢)

・バタフライは上下動が宿命。ただ、その上下動を極力抑えることが肝心。

・腰の位置を高くキープする意識がここでも重要。

・掻いてない先に延ばした腕を高い位置でキープするよう心がける。

ここらへんは、肩の柔軟性とか身体的な差が出てしまうので、キツイ人はきついですね。

私はバカ肩なのでわりとラク。


最後は50M をIM順で2セット。コーチがやおらストップウォッチを取り出すので自然「猛ダッシュ」モード!

Fly 38秒台(ベストになりますが、自分のタイムではない疑いあり・・・)

Bac51秒台

Bre46秒台!!(べ、ベストだ)

Fre41秒台(未熟者~!喝だ!!)


「は~あ」っと一息ついていると「さー次のセット行きます!」

げげ、忘れてた・・・ 張り切りすぎてバッテリーがエンプティー

タイムは書くまでもないっす。


ボディポジションについては、高速で泳ぐときより普通に練習する時くらいのスピードでの差が大きくでるとのことです。

スプリントなら、スピードが出ることで身体全体が浮き気味になるため、顔が前向きでも何とかなっちゃうそうですが、中低速ではそこまでの勢いはないため、同じ姿勢なら下半身の沈み込みを助長するだけとのこと。

ロングディスタンススイマーに一考の余地が大きい問題かと思います。


練習後は、ばびんさん 自衛官さんましまろさん(あれ!?URLがわからん)と新大久保駅近辺の韓国料理屋さんでカプサイシンとアルコールを大量補給。


ブログアクセス1万回突破記念で、ばびんさんに記念品を頂いてしまいました。(ふつー逆ですね(^^; )

kinennhinn

えーっと、隣のガンダムと対比して見ていただければわかりますが、巨大です!

つつみは娘が大好きなシナモンロールたん。

朝になったら「しなもん しなも~ん ろーる!!!!!」(ジョジョ風)の雄叫びが・・・


あ” 我が家の恋愛話、オフライン先行公開するのをすっかり忘れた・・・ まあ年末にってことで。ゲロゲ~ロ~♪


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