夜の真っ暗な中を女二人で出発してしまいました。
五合目の店の人たちに「頑張って」と声をかけられながら
想像以上に真っ暗な道が続きます
しかもいきなり階段状の急な登り道が延々と・・・・・
歩き出した時は少し寒いくらいだったのに
すぐに汗だくになりました
登山道には人は少ないし、森の中を歩くし、
道が合ってるのか間違ってるのかわからないし
すっごい不安でしたが
時々私達を抜かして行ってくれる人がいたので
「あーこの道で正解なんだ」と二人でほっとしてました。
しばらく歩くとやっと森を抜け富士山らしい
溶岩の世界へでれました。
そして「やったー六合目」
と思って着いた場所がなんと新五合目・・・・・
休憩し、焼印をもらって再出発
まだ元気だったんじゃないかな
そして黙々と二人で歩いていきます。
たいがい疲れてゆっくり歩いているので
後から来る人には簡単に抜かされていきました。
そして六合目本六合目と焼印を押してもらい
ここで軽い食事をと思いを食べてゆっくりめの休憩をとりました。
あんまりお腹はすいてなかったけれど、
何か口に入れないといけないと思い無理に食べました。
(この無理が悪かった)
いやもともとこの行程に無理があった。(´д`lll)
そしてフラフラになりながら七合目(2950m)
に到着と思ったら、とたんにぶっ倒れました
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
高山病ですね・・・・・・・・・・・・きっと・・・・・・・・・
七合目に着く頃には軽くも降ってたし
雨をしのげる場所も無く、ただはしっこで休憩
することに
なんとか落ち着いてもうひとふん張りと
次の山小屋を目指しかけましたが
自分のこの体調と足の状態を考えると
坂を見た瞬間に「「もう無理」」と感じ
友達にも登頂を諦めてもらい下山することに
この時点ですでに5時間はたっていたと思う
ゆーっくりゆーっくり降りていきました。
くらーい山道を
でもこの暗さでいい事もあったよ
少し下ると雨もやんで晴れ間が見えてきました。
そしたら綺麗な星空に
流れ星がいっぱいみれました
それはそれは綺麗でしたよ。
日本中できっと一番空気が澄んでいるところ
だもんね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
下り道と闘いながら降り進めると
空が明るくなってきてこんな感じで夜が明けました
ご来光の力をもらって降りていきました。
明るくなるにつれこれから登る人たちの群れが
いっぱい。みんな元気ハツラツ
私達二人は杖によりかかりフラフラで歩いていました
(元気なおばあさんに笑われてた気がする)
(これはまだ降りている途中に見上げた富士山)
森林の中を歩く時間が長くなかなか着きません
あと少しがなかなかでしたが、何とか生きて
五合目にたどり着きました
この日は写真のような晴天で降りてから
見上げる富士山は絵葉書の様に美しかったです。
この後は車でひたすら爆睡してました
無謀な富士登山はやばいくらいしんどかったです。
翌年へのリベンジ登山へつづーく