ブログであまり暗い話はしたくないんですが、
愛犬のヘルニアが心配で眠れない、なにも手につかない時間を過ごしているオーナーの方が
このブログを読んで少しでも心強く思ってもらえたら、と思い書くことにしました。
特にフレンチブルが家族の方はネットでも情報があまり多くないので。
10/9
朝の散歩も終わりに近づき、家が見え始めた頃。
ちくわくんの歩く速度が急に遅くなりました。
以前から軽いヘルニアがあったこともあって、またかな?と思いつつ帰宅。
朝ごはんをしっかり食べて二度寝をはじめたので様子を見ることに。
AM10時ごろ、ちくわくんが起きてきたけれどやっぱり腰が痛そう。
かかりつけの病院へ行くことに。
今年に入ってから頻繁に再発しているので、
先生の勧めもあって今回の痛みが落ち着いたら大きい病院へ行くことに。
お薬を頂いて帰宅。
痛みは落ち着いた様子。
PM4時ごろ、また痛がり始める。
いつもはお薬飲んだらほぼ1日は痛みが出ないんだけど、痛がる。
ひどいパンティング(ハアハア言って止まらない)。
診察時間外だけど先生に連絡して指示を仰ぎ、もう1度診てもらうことに。
痛みは出ているけどナックリング(つま先が裏返って丸まった状態)は出ていないし、様子見。
先生に飼い主さんがまず落ち着いてくださいね、と注意される。
私、よっぽど慌てた様子だったみたい。
PM7時ごろ、食欲がなくいつも一気に食べるごはんを全く食べない。
寝ているとき以外は激しいパンティング。
PM10時ごろ、お水を飲もうと動き出したちくわくんを見て衝撃。
ナックリングどころか後ろ足が動かず、前足を使ってはいずるように移動。
パンティングもなくなり、腰より下の感覚がなくなっているように思える。
自力でトイレに行けないので、おもらし。
そのまま私は眠れない夜をすごす。
眠れないついでにネットでヘルニアの手術のことや、犬用車椅子について調べまくる。
少し励まされたり、今日の散歩が最後の自力散歩になるのかななんて考えて泣いたり。
ちくわくんは寝たり起きたりいつも通り。
10/10
AM9時ごろ、かかりつけの先生に電話で状況報告。
先生が紹介しようと思っていた大きい病院は手術まで2週間待ちとかがザラらしく、
今のちくわくんの状態ではそんなに待てない、ということもあり、
先生が交流のある
兵庫ペット医療センターを紹介される。
車に乗せようとちくわくんを抱き上げると、たっぷりおもらし。
排尿のコントロールも出来ない様子。
車内では激しいパンティングが続く。
それを見て痛みの感覚がある=下半身の感覚が残っているとわかり、ほんの少し安心する。
病院に着くと少し待って診察。
かかりつけの先生が連絡してくれていたようで、すぐに手術の説明。
フレンチブルの麻酔リスクを考えて不安もあったけれど、
ヘルニア治療に力を入れている病院なこともありお任せすることに。
PM3時半からMRIで患部特定の後手術をすることに。
ちなみに、うちの子にも入れているのですが、マイクロチップが入っていても
今はMIRも問題なく受けられるそうです(でも念のためお医者様に確認してください)。
一旦帰宅。
なにもする気がおきない。
インスタグラムやFacebookやmixiやメールでたくさんの人に励まされながらも、不安。
ちねくんがいつも通りでいてくれるのもすごく支えになった。
PM5時ごろ病院から電話でMRI検査終了の連絡。
第一腰椎と第二腰椎の間の椎間板ヘルニア、グレード4との診断で、そのまま手術に入りますとのこと。
PM7時ごろ手術終了予定と聞かされる。
なにもする気が起きないけれど、平常心を持つため夕食の焼きそばを作る。
包丁で爪の先を切り落として冷や汗。
しかも激マズ。
作りなれた焼きそばがこんなにマズく作れるとは。
私も旦那もほとんど残して夕食終了。
PM7時ごろから電話を待つが一向に鳴らない。
麻酔は覚めるときが一番リスクが高いと聞いていたので、緊張で心臓の音が脳にまで響く。
PM8時すぎ、やっと病院から手術終了の電話。
旦那とちねくんと3人で急いで病院へ向かう。
麻酔明けでぼんやりしているちくわくんに会って、やっと安心する。
手術の説明を聞き、やはり麻酔の覚めが悪かったと聞きヒヤリ。
戻ってきてくれてありがとう!