壁紙を自分で貼る作業と同時に、

私は

他の場所も一緒にリフォームしていました。




それは、

この、暗くて陰気な玄関です!





この、

うす汚れた冷たい鉄製のドアの色も、

ありがちで無難なグレーの床タイルも、

備え付けられているデカすぎ下駄箱も、

イヤでイヤで、

引越し前に、ここも絶対になんとかしたかったのです(><)




でも、

無いものをゼロから作り出すよりも、

有るものを壊して作り直す方が、断然大変です。

リフォーム費用が高額になる原因のひとつは、これです。



この下駄箱だって、

旦那さんが、ドライバーで外す努力はしてくれましたが、

うんともすんとも言いません。。。。。

ガッチリ、そりゃもうガッツリ、頑丈に取り付けられています。




誰やっ!! 

こんだけしっかり良い仕事したのはっ!!!!(`Д´)




思わず意味不明に褒めてしまいそうになるぐらい、

本当にビクともしません。


「もうこれは諦めて、このまま使ったら?

取れへんねんからしゃーないやん。

それより、やること他にもあるねんから。」




うん・・・・・・・


やることいっぱいあるの、わかってる。。。


わかってるけど、


わかってるけど、、、



イヤなもんはイヤやーーーーーー!!!!!!(ToT)




突然ですが、

実は私のお父さんは、タイル職人です。

いつも、

「関西でだんご貼りができる職人は、今はもう、わしぐらいやで!笑」

と、自画自賛しています。



お父さん!!

この玄関、めっちゃイヤやねん!手伝って~!!(><)



すると、娘に甘いお父さん。すぐ来てくれました。

でも、職人の腕っぷしを持ってしても、強靭な下駄箱は外れません。


「これ、下の部分がコンクリートで固まって固定されてるわ。

見えてるタイルの床だけ貼り替えたるから、下駄箱はそのまま使ったらええやん。

まだ使えるし、綺麗やんか。」



そう言ってお父さんは、さっさと作業に入ります。

電動ドリルで床タイルにヒビを入れ、カンカン杭を打って割りながら、斫っていきます。




この下駄箱の何がイヤかって?

見た目とデカさと、何より、機能性の悪さ(-゛-)




デカい扉が下まで観音開きになっているので、

下駄箱の前に靴があったら、開きません。

少しでも、せめて10センチだけでも高さがあれば、ちょっと靴を脱ぎっぱなしにしても、

ストレスなく開けることができるのに・・・





許せんっ!!!(`Д´)





狭い玄関をのうのうと陣取るこの下駄箱野郎、

絶対、絶対、やっつけてやるーーー!!!!!!





うおりゃあああ~~~~~~ッ!!!!!!




もう、どうなったっていい!!!

取り付けられてるってことは、取り外せるってことに間違いないっ!!!


絶対、絶対、

外して見せたるわーーーーーい!!!!!

ふがーーーーーーーっっ!!!!!!







バキバキバキバキ・・・・・ッ



私、思っていたより怪力だったようです。笑

全身にみなぎる、イヤすぎパワーで、バコッと下駄箱を外してやりました!!




下駄箱本体を持ち上げて撤去すると、

土台になってる木枠部分はコンクリートと同化していました。



「お父さん!これで玄関全体にキレイなタイル貼れるね~♪」


旦那さんも、お父さんも、しばし唖然。。。。笑




ふふふ。

女子の底力、なめたらアカンで~!(・∀・)