毎日社会の荒波にもまれながら必死に生きてるので
ごはんがとってもおいしいです!!
食べてるときが1番幸せなのでは?と
本気で思います。
でも、ほんのちょっと前まではいろんな人に
「どうして食べないの?」と何度も
質問されてきました。
そうです、わたし、食べない人間だったんです。
厳密に言うと、自分が心を許した相手以外との
食事がまったくできない人間でした。
少食だね〜とか、
食べるのが恥ずかしいの?とか、
偏食なの?とか。
色々聞かれましたが、どれも当てはまりません。
会食恐怖症だったのです。
わたしの場合、慣れた相手、つまり
友達や家族が相手だと食べることができました。
それ以外の、知り合い程度の人が相手だと
食事が喉を通らず。
もともと外食が苦手で、外だと多くの量を
食べられないタイプだったんです。
残してしまったらどうしよう、相手に不快に
思われるのではないか。
でも無理して食べて気分が悪くなってしまったら
どうしよう。
常にそんな心配をしていたため、
どれだけ空腹でもいざ口にものを運ぼうとすると
気分が悪くなってしまうのです。
外食が苦手だったのは、嘔吐恐怖症でも
あったからです。
嘔吐恐怖症と会食恐怖症。
一見べつのものですが、併発する人はきっと
めずらしくないと思います。
それらの関連性をあんまり細かく説明すると
長くなるので省きますが
とにかくいろんな人に疑問に
思われていたわたしの食べない理由、
今なら伝えられるかもしれない!と
思ったので書いてみました。
嘔吐恐怖症は昔より軽くなったものの今でも
克服できてはいないのですが
会食恐怖症はどうにか克服できました。
これに関しては慣れなのかなあと。
わたしの場合、最初はあまり打ち解けていなかった
相手と何度も食事を繰り返す機会がありました。
その相手は、私が食べきれなかった場合でも
その分を食べてくれる方でした。
それが安心となり
慣れるために繰り返す、ということに集中できたし、
いつのまにかその方との食事を楽しい時間と
認識するようになっていたので、
外食だと少ししか食べられなかったはずが、
今では一人前程度は食べられるようになりました。
子供の頃はたしかに少食でしたが、
大人になってからはある程度の量は食べられる
ようになっていたのです。
外食や会食となると不安が勝っていたためほとんど
食べられず、少食だねと言われるし、説明するのも
嫌だったので途中からは少食を名乗っていましたが。
あの頃は生きづらさのピークだったなあ。
腹が減っては戦ができない、というし
食べられないとデメリットしかないのでね。
何より奇妙がられるのが1番ストレスでした。
今では慣れない人が相手だろうと普通にごはんを
食べられます。
経験が自信につながったんだと思います。
克服できたことをしみじみとうれしくなったので
隠すことをやめました!
あのとき奇妙がっていた人にも届いてほしいです!