こんにちはニコニコ

 
昨日黒柴テツさんから質問がありましたので分かる範囲でご回答しますね😆
 
・針は結構太いんでしょうか?
→はっきり言って太いです上差し
健康診断での採血やワクチン接種の針なんて可愛いもんです笑い泣き
針の太さは G・g(ゲージ)という単位で表記されます予防接種
数字が小さくなるほど針は太くなります上差し
採血などは21~23Gの太さの針を使います。
透析では15〜18Gの針を使うのが普通です予防接種
 
針の大きさの一覧表です。

ちなみに15Gは1.8㎜、14Gは21㎜です。

針の種類はもっと多くあり、細い物では歯科医が麻酔を打つ時に使う針は31~33Gのはずです上差し

看護師資格試験でも出題されるそうで、針の種類を覚えるだけでも大変そうですアセアセ

 

透析に使う針は18→17→16となる毎に0.2㎜づつ大きくなりますが、この0.2㎜の差が結構ありますタラー

現在スロクマは16G(ゲージ)の針を使っていますニヤリ

この針の太さの使い分けには血流量には関係があります。血流量とは1分間にどれくらいの量で回路を回すか?(1分間にどれくらい身体から血液を抜くか)という事です上差し

血流量を多く取ろうと思ったら必然的に針が太くなっていきます予防接種

※表中のカラーコードとは?

針の大きさを色ででも見分けられるよう、針の根元についてる部分に色を付けています。(注射を打つ時に注射器本体と針を繋ぐ部分です上差し

JIS規格、ISO規格で色は統一されています。

 

血流量について

 

2015年のデータですが、大部分は200ml/分ですね。

現在は割合が変わっているかもしれません。

スロクマは250ml/分で透析してます。

 

・何年も穿刺してると血管が傷んで刺す場所がなくなりませんか?
→脱血側(A側)は穿刺箇所が限られます。幸いシャントは手首に近い位置にあるので、そこから5㎝離したところから肘に向かって15cm位が穿刺箇所です。その15㎝を3分割して月、水、金で穿刺する場所を変えて長く持つように努力しています上差し2日に1回針を刺すのですから血管も修復が追い付かず、痛んできますアセアセ
なので反対側の腕にシャント作り直したり、最終的には人工血管を埋め込んで使うかもしれませんね上差し

何年持つのかは個人差がありますので、血管年齢を若く保つことは大事になってきます。

スロクマは透析開始と同時に禁煙しました禁煙

他の方法としてボタンホール穿刺があります上差し

これは毎回同じ場所に穿刺を行う方法です予防接種(角度を変えて血管の場所を変えているかは不明アセアセ

この方法は技師、看護師の技術がいるやり方なのか、スロクマはチャレンジしたことがありませんし、やっている方を知りません。

 

返血側(V側)は静脈が発達して刺せればOKなので、今は5ヶ所を使ってます上差し
これは多ければ多いほど良いわけではなく、ある程度の間隔で使わないと内出血の原因になるのでほどほどにニヤリ
 
・またシャント作成は今の透析所でされたんでしょうか?

→今の透析病院は手術を一切しないので、隣町の協力病院でシャント作成手術をしましたニヤリ

なのでシャント閉塞した場合にはその病院まで行ってPTAをする必要があるのでちょっと大変かなタラー
 
 
長くなりましたがこんなところでどうでしょうかニヤリ
ここに書いたのはあくまでスロクマの場合であって絶対ではありません上差し
仕事との兼ね合い、透析時間の確保状況、シャントの位置、血管の状態、透析患者の年齢や栄養状態、病院の方針などにより変わるものとご承知置きくださいニコニコ