以前 「お金は腐る」

というフレーズに衝撃を受けました

「節約は美徳」

「お金を貯めることは素晴らしい」

と思っていましたので。

ただ貯めるだけではお金の価値は下落していく。

もともと自分自身の経済には興味を持ってはいました

お金を使うことに罪悪感や残念な気持ちはなく

スーパーなどで会計をするときも

「売っていただいてありがとう」

とは思ってきました

家計簿も45年来つけていますし

貯金もしてきましたが

上手に巡らせる

という意識がありませんでした

この本を読んで感銘を受けた言葉を

覚書にします

 

「お金が中心」ではなく「人が中心」と考える

(断捨離の「モノ軸」「自分軸」のようですね)

お金は感謝のしるし

お金は血液

人生で一番大切なものは「思い出」

日本人は死ぬときに生涯で最もお金を持っている

「死」から逆算して「思い出」を得るためにお金を使おう

自分のやりたいこと、好きなもの、人とのつながりのためにお金を使おう

「お金を増やしたい」という呪縛から逃れ

「お金を減らすほうが楽しい」(使う、ではなく)

人間が賢くなる方法は「人」「本」「旅」旅は人生

(これから大いに旅をしたい私にはうれしい言葉!)

「寄付」は極めて自己満足・利己的な行為でもあるが

税金の使い道を指定できる

「効率」より「効果」が大切

「コスパが良い」ことが日本を低迷させている

つまり消費者としての自分が、

生産者・サービス提供者の自分の首を絞めていることになる

値上げをしないことが美談になる困った風潮がある

お金より大切なものは世の中のすべて

お金は単なる符号、価値を表す尺度に過ぎない

貨幣価値は加齢とともに低下する

(加齢とともに健康不安は増大するので

いくらお金を持っていても出来なくなることもある。

健康なうちにやりたいことをやろう)

お金より優先すべき事柄は

「時間」「信用」「健康」「幸福感」

これからの人生を楽しみたい、

という希望を与えてくれる著書でした