煙水晶・茶水晶(smoky quartz、スモーキークォーツ)硬度7
「石英 」のカテゴリには様々な宝石があり、驚かされます。色味も様々、趣も様々で自然の神秘を感じます。大きく分けても透明な水晶から、ルチルの針の入ったもの、トルマリンの入ったもの、黄水晶・紅水晶・紫水晶、そして瑪瑙の仲間もたくさんの色合い、模様があります。この煙水晶(茶色系の水晶)もその一つで、熱が加わることにより、透明なものから色が付くようです。自然界では長い年月がかかる変化も、放射線のような強い熱を加えることで短時間で着色が可能なようです。放射線と聞くとこの頃は恐怖がまず頭をよぎりますが、勿論自然界にも放射線は存在するのでしょうから、闇雲に怖がってもいけないのでしょうね。
以下はwikipedia「石英」の一部分より
煙水晶(けむりすいしょう)は茶色や黒っぽい煙がかったような灰色に色づいた水晶。色彩に発色する原因ははっきりとは分かっていないものの、ケイ素を置換した微量のアルミニウムイオンが特に多量の放射線を受けると色中心となり、光を吸収するため灰色に見えるためであるとされている。受けた放射線の量が多いほど色が濃くなる。放射線照射をして色を付ける場合が多い。かつては、トパーズの一種と考えられ、スモーキー・トパーズという名称で呼ばれていたこともある。
このリングの色はとても綺麗です。紫かかった茶色で何とも言えない微妙な美しさです。
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母にも贈った、チェスカットのリング。娘たちに一つづつ残せます。
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