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クリソベリル・キャッツアイ
Wikipediaより
宝石としての金緑石 (クリソベリル)
金緑石の変種には変わったものがあり、研磨により明るい光の筋が見えるキャッツアイ(猫目石)や、光源により色の変わるアレキサンドライトなども金緑石の変種である。この2つが同じ鉱物であることはあまり知られていない。金緑石以外にもキャッツアイ効果を示す鉱物があるが、単にキャッツアイという場合はクリソベリルキャッツアイのことである。その他のキャッツアイ効果を示す宝石は、宝石名と併せて表記または呼称される(トルマリンキャッツアイなど)。また、金緑石の中には変色効果とキャッツアイ効果を併せ持つ、アレキサンドライトキャッツアイと呼ばれるものもある。淡緑色~黄緑色の金緑石はクリソライトと呼ばれる。

硬度は8.5、比重は3.72。

クリソベリルキャッツアイは不思議な石で、現在ただのクリソベルはその稀少性に反した価格で取引されているが、これにキャッツアイ効果(シャトヤンシー)が現れた途端何百何千倍の破格の値段で取引される。裏を返せばそれだけこのクリソベリルキャッツアイの美しさが際立っているということであろう。

産地はブラジルやスリランカが有名で、地色が蜂蜜色をしているカボションに、白いはっきりした目がでる、いわゆる「ミルクと蜂蜜効果」されるものが価値があるといわれている。ただ、日本人の言うハニーカラーは海外のそれとはずれがあり、前者はかなり「黄色い」ものをそう呼ぶ傾向にあるが、後者はもっ
と深い、ブラウンに近い深みのある色のことを指す。ハニーカラーと共にアップルグリーンの石が珍重される。それ以外にもインド産のクリソベリルキャッツアイが最近、安価に入手できるが、地色は薄い緑がかった黄色のため、あまり美しいとは言えない。

同じクリソベルに属するアレキサンドライトにも稀にキャッツアイが表れることがある。これはただでさえ高価なアレキサンドライトにキャッツアイの価値が加わり、数ある宝石の中でも最も稀少価値がある。しかしこの石が産出されることは稀なので他の石のように決まった市場価格がなく、その都度に色味・変色性・シャトヤンシーの度合いによって価格が決まる。質の良い石であれば一級のダイアモンドにも劣らない価格で取引される。

・・・ミルク&ハニー、本当にそんな感じですね。以前お世話になっていた専門の方に探していただいた
クリソベル・キャッツアイのリングです。
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同じお仲間と言われるアレキサンドライトのリング、2度目の登場です。
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さらに貴重と言われるアレキサンドライトキャッツアイ
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夜の顔
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ミステリアスな石ですよね。
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