この石は日本人に大変人気がある石のようで、また色も様々な彩りで、wikipediaの解説もすごくボリュウムがあります。デリケートな石という印象が強いので、若い頃は「普段使いにする私には向かない石」と思っていましたが、その魅力に負けて、今ではいくつか使っています。わたしは何でも使ってこそ、と思っていますので、普段使いです。
Wikipediaより
オパール (opal) は、鉱物の一種。和名は蛋白石(たんぱくせき)。色の美しいものは宝石として扱われ、10月の誕生石とされている。石言葉は希望、無邪気、潔白。特に日本で好まれている宝石で、乳白色の地に虹色の輝き(遊色効果)をもつものは中でも人気が高く「虹色石」とも呼ばれる。主な産地はオーストラリア、メキシコなど。
西洋語のオパールを指す語は、ギリシア語 opallios、または、そのラテン語化 opalus に起源を持つ。これらの語は、サンスクリット語で(宝)石を意味する upālā[s] という語との関係が指摘されている。
成分中に10%ぐらいまでの水分を含む。モース硬度 5 - 6。比重 1.9 - 2.2。劈開性なし。
潜晶質(隠微晶質)であり肉眼では非晶質のようにみえる。ブドウ状または鍾乳状の集合体や小球状のものとして産出される。
Wikipediaより
オパール (opal) は、鉱物の一種。和名は蛋白石(たんぱくせき)。色の美しいものは宝石として扱われ、10月の誕生石とされている。石言葉は希望、無邪気、潔白。特に日本で好まれている宝石で、乳白色の地に虹色の輝き(遊色効果)をもつものは中でも人気が高く「虹色石」とも呼ばれる。主な産地はオーストラリア、メキシコなど。
西洋語のオパールを指す語は、ギリシア語 opallios、または、そのラテン語化 opalus に起源を持つ。これらの語は、サンスクリット語で(宝)石を意味する upālā[s] という語との関係が指摘されている。
成分中に10%ぐらいまでの水分を含む。モース硬度 5 - 6。比重 1.9 - 2.2。劈開性なし。
潜晶質(隠微晶質)であり肉眼では非晶質のようにみえる。ブドウ状または鍾乳状の集合体や小球状のものとして産出される。
透明なものから、半透明・不透明なものまである。ガラス光沢・樹脂光沢をもつものは宝石として扱われ、無色のものから乳白色、褐色、黄色、緑色、青色と様々な色のものが存在する。まれに遊色効果を持つものも存在する。
遊色効果をもつオパール石をプレシャス・オパール (precious opal) といい、特に珍重される。また地色によってブラック・オパール(黒蛋白石、black opal)、ファイアー・オパール(火蛋白石、fire opal)と区別される。ファイアー・オパールのファイアーとは斑を意味し play of color または playing fire ともいい遊色効果を意味する。また遊色効果が不十分なものは普通蛋白石 (common Opal)、水分が蒸発したものを透蛋白石 (hydrophane) という。堆積岩中に埋没した樹木の幹や動物の遺骸と交代したものがあり、樹と交代したものを木蛋白石 (wood opal) という。研磨するときれいな木目がでることから珍重されている。
ウォーターオパールの定義
ウォーターオパールとして市場に出回っているメキシコ産オパールがある。これは地色が無色透明に近いと確認されたメキシコオパールである。ウォーターオパールは地色が無色であるため、斑の弱いものは宝飾品に加工すると石そのものの存在感が薄くなる場合が多い。裸石(ルース)の状態ではそのようなことは気にならないため、裸石(ルース)収集家向きのオパールと言える。極上のウォーターオパールは文字通り水滴のように透明感のあるオパール石である。白い紙の上に置くとオパール石自体が極めて透明であたかも水滴を垂らしたようにみえるがこれを抜けの良いオパールまたは白メキと呼んでいる。ウォーターオパールの高品質とされる石はやはりファイアーすなわち斑の豊かな遊色効果のすぐれたものが珍重され特に赤、橙、黄、青、緑のピンファイアーまたはジュビア (lluvia) が出る石は極めて高価である。日本国内ではファイアーオパールよりも人気のあるオパール石である。
ファイアーオパールの定義
ファイアーオパールのファイアー (fire) とは遊色 (play of color)、いわゆる斑を意味する言葉で、playing fire(チラチラと揺れる炎)とも呼ぶ。したがって無遊色オパールはたとえ地色が赤橙系の色であれファイアーオパールとは定義できない。しかしながら市場では赤橙系の無遊色オパールがファイアーオパールと称され販売されている。この背景について解説する。80年代にこの無遊色の赤橙系のオパールがファセットカットされてドイツの市場に出現した。その時のドイツ語商品名は Feueropal すなわちファイアーオパールである。この無遊色の赤橙系のオパールは現地メキシコではvidrio rojo = red glass、単に赤ガラスと呼んでいる。ドイツ人バイヤーも現地では赤ガラスと呼びファイアーオパールとは呼ばない。赤ガラスはほとんどすべてのオパール鉱山で産出し以前は大変安価なオパールであったがヨーロッパ市場での需要拡大により最近ではインドのバイヤーも参入している。日本市場でも赤い無遊色オパールがファイアーオパールとして販売されているがこのネーミングには宝石業界の恣意性がかなり反映されているとみてよい。現地メキシコでは本来の遊色のあるファイアーオパールを opalo de fuego、すなわち炎 (fuego) のオパールと呼んでいる。オパール自体の客観的な属性を的確に反映したネーミングといえる。
成因
主に火成岩または堆積岩のすき間に、珪酸分を含んだ熱水が充填することで含水珪酸鉱物としてできる。そのほかにも、埋没した貝の貝殻や樹木などが珪酸分と交代することで生成されたり、温泉の沈殿物として生成されるなど、各種の産状がある。とくに樹木の化石を交代したものは珪化木と呼ばれる。オーストラリアでは恐竜や哺乳類の歯などの化石がアパタイトから珪酸分に入れ替わりオパール化して発掘されたこともある。 なお微化石の一種にプラントオパールと呼ばれるものがあるが、これは植物が生きているうちに組織内に形成した非晶質の珪酸分であり、風化しにくいため年代当時の地層中にある植物を同定することにも用いられる。
用途・加工法
カボション・カットでカットされ、ブローチや各種の装飾品に加工されている。
オパールは宝石の中で唯一水分を含むため、宝石店などでは保湿のため、水を入れた瓶やグラスを置くところもある。水分がなくなると濁ってヒビが入ることがあるためである。オパールの原石はカットされる前に充分天日で乾燥させなければならない。乾燥に耐えられたオパールだけをカットし指輪などの宝飾品に加工される。このようなオパールは普通に取り扱っている限りは特に問題がない。
歴史
大プリニウスは、『博物誌』第37巻で、オパールについて言及している。
宮沢賢治は、彼の作品『貝の火』、『楢ノ木大学士の野宿』でオパールを取り上げて、その輝きについて描写している。
ウォーターオパールの定義
ウォーターオパールとして市場に出回っているメキシコ産オパールがある。これは地色が無色透明に近いと確認されたメキシコオパールである。ウォーターオパールは地色が無色であるため、斑の弱いものは宝飾品に加工すると石そのものの存在感が薄くなる場合が多い。裸石(ルース)の状態ではそのようなことは気にならないため、裸石(ルース)収集家向きのオパールと言える。極上のウォーターオパールは文字通り水滴のように透明感のあるオパール石である。白い紙の上に置くとオパール石自体が極めて透明であたかも水滴を垂らしたようにみえるがこれを抜けの良いオパールまたは白メキと呼んでいる。ウォーターオパールの高品質とされる石はやはりファイアーすなわち斑の豊かな遊色効果のすぐれたものが珍重され特に赤、橙、黄、青、緑のピンファイアーまたはジュビア (lluvia) が出る石は極めて高価である。日本国内ではファイアーオパールよりも人気のあるオパール石である。
ファイアーオパールの定義
ファイアーオパールのファイアー (fire) とは遊色 (play of color)、いわゆる斑を意味する言葉で、playing fire(チラチラと揺れる炎)とも呼ぶ。したがって無遊色オパールはたとえ地色が赤橙系の色であれファイアーオパールとは定義できない。しかしながら市場では赤橙系の無遊色オパールがファイアーオパールと称され販売されている。この背景について解説する。80年代にこの無遊色の赤橙系のオパールがファセットカットされてドイツの市場に出現した。その時のドイツ語商品名は Feueropal すなわちファイアーオパールである。この無遊色の赤橙系のオパールは現地メキシコではvidrio rojo = red glass、単に赤ガラスと呼んでいる。ドイツ人バイヤーも現地では赤ガラスと呼びファイアーオパールとは呼ばない。赤ガラスはほとんどすべてのオパール鉱山で産出し以前は大変安価なオパールであったがヨーロッパ市場での需要拡大により最近ではインドのバイヤーも参入している。日本市場でも赤い無遊色オパールがファイアーオパールとして販売されているがこのネーミングには宝石業界の恣意性がかなり反映されているとみてよい。現地メキシコでは本来の遊色のあるファイアーオパールを opalo de fuego、すなわち炎 (fuego) のオパールと呼んでいる。オパール自体の客観的な属性を的確に反映したネーミングといえる。
遊色効果をもつオパール石をプレシャス・オパール (precious opal) といい、特に珍重される。また地色によってブラック・オパール(黒蛋白石、black opal)、ファイアー・オパール(火蛋白石、fire opal)と区別される。ファイアー・オパールのファイアーとは斑を意味し play of color または playing fire ともいい遊色効果を意味する。また遊色効果が不十分なものは普通蛋白石 (common Opal)、水分が蒸発したものを透蛋白石 (hydrophane) という。堆積岩中に埋没した樹木の幹や動物の遺骸と交代したものがあり、樹と交代したものを木蛋白石 (wood opal) という。研磨するときれいな木目がでることから珍重されている。
ウォーターオパールの定義
ウォーターオパールとして市場に出回っているメキシコ産オパールがある。これは地色が無色透明に近いと確認されたメキシコオパールである。ウォーターオパールは地色が無色であるため、斑の弱いものは宝飾品に加工すると石そのものの存在感が薄くなる場合が多い。裸石(ルース)の状態ではそのようなことは気にならないため、裸石(ルース)収集家向きのオパールと言える。極上のウォーターオパールは文字通り水滴のように透明感のあるオパール石である。白い紙の上に置くとオパール石自体が極めて透明であたかも水滴を垂らしたようにみえるがこれを抜けの良いオパールまたは白メキと呼んでいる。ウォーターオパールの高品質とされる石はやはりファイアーすなわち斑の豊かな遊色効果のすぐれたものが珍重され特に赤、橙、黄、青、緑のピンファイアーまたはジュビア (lluvia) が出る石は極めて高価である。日本国内ではファイアーオパールよりも人気のあるオパール石である。
ファイアーオパールの定義
ファイアーオパールのファイアー (fire) とは遊色 (play of color)、いわゆる斑を意味する言葉で、playing fire(チラチラと揺れる炎)とも呼ぶ。したがって無遊色オパールはたとえ地色が赤橙系の色であれファイアーオパールとは定義できない。しかしながら市場では赤橙系の無遊色オパールがファイアーオパールと称され販売されている。この背景について解説する。80年代にこの無遊色の赤橙系のオパールがファセットカットされてドイツの市場に出現した。その時のドイツ語商品名は Feueropal すなわちファイアーオパールである。この無遊色の赤橙系のオパールは現地メキシコではvidrio rojo = red glass、単に赤ガラスと呼んでいる。ドイツ人バイヤーも現地では赤ガラスと呼びファイアーオパールとは呼ばない。赤ガラスはほとんどすべてのオパール鉱山で産出し以前は大変安価なオパールであったがヨーロッパ市場での需要拡大により最近ではインドのバイヤーも参入している。日本市場でも赤い無遊色オパールがファイアーオパールとして販売されているがこのネーミングには宝石業界の恣意性がかなり反映されているとみてよい。現地メキシコでは本来の遊色のあるファイアーオパールを opalo de fuego、すなわち炎 (fuego) のオパールと呼んでいる。オパール自体の客観的な属性を的確に反映したネーミングといえる。
成因
主に火成岩または堆積岩のすき間に、珪酸分を含んだ熱水が充填することで含水珪酸鉱物としてできる。そのほかにも、埋没した貝の貝殻や樹木などが珪酸分と交代することで生成されたり、温泉の沈殿物として生成されるなど、各種の産状がある。とくに樹木の化石を交代したものは珪化木と呼ばれる。オーストラリアでは恐竜や哺乳類の歯などの化石がアパタイトから珪酸分に入れ替わりオパール化して発掘されたこともある。 なお微化石の一種にプラントオパールと呼ばれるものがあるが、これは植物が生きているうちに組織内に形成した非晶質の珪酸分であり、風化しにくいため年代当時の地層中にある植物を同定することにも用いられる。
用途・加工法
カボション・カットでカットされ、ブローチや各種の装飾品に加工されている。
オパールは宝石の中で唯一水分を含むため、宝石店などでは保湿のため、水を入れた瓶やグラスを置くところもある。水分がなくなると濁ってヒビが入ることがあるためである。オパールの原石はカットされる前に充分天日で乾燥させなければならない。乾燥に耐えられたオパールだけをカットし指輪などの宝飾品に加工される。このようなオパールは普通に取り扱っている限りは特に問題がない。
歴史
大プリニウスは、『博物誌』第37巻で、オパールについて言及している。
宮沢賢治は、彼の作品『貝の火』、『楢ノ木大学士の野宿』でオパールを取り上げて、その輝きについて描写している。
ウォーターオパールの定義
ウォーターオパールとして市場に出回っているメキシコ産オパールがある。これは地色が無色透明に近いと確認されたメキシコオパールである。ウォーターオパールは地色が無色であるため、斑の弱いものは宝飾品に加工すると石そのものの存在感が薄くなる場合が多い。裸石(ルース)の状態ではそのようなことは気にならないため、裸石(ルース)収集家向きのオパールと言える。極上のウォーターオパールは文字通り水滴のように透明感のあるオパール石である。白い紙の上に置くとオパール石自体が極めて透明であたかも水滴を垂らしたようにみえるがこれを抜けの良いオパールまたは白メキと呼んでいる。ウォーターオパールの高品質とされる石はやはりファイアーすなわち斑の豊かな遊色効果のすぐれたものが珍重され特に赤、橙、黄、青、緑のピンファイアーまたはジュビア (lluvia) が出る石は極めて高価である。日本国内ではファイアーオパールよりも人気のあるオパール石である。
ファイアーオパールの定義
ファイアーオパールのファイアー (fire) とは遊色 (play of color)、いわゆる斑を意味する言葉で、playing fire(チラチラと揺れる炎)とも呼ぶ。したがって無遊色オパールはたとえ地色が赤橙系の色であれファイアーオパールとは定義できない。しかしながら市場では赤橙系の無遊色オパールがファイアーオパールと称され販売されている。この背景について解説する。80年代にこの無遊色の赤橙系のオパールがファセットカットされてドイツの市場に出現した。その時のドイツ語商品名は Feueropal すなわちファイアーオパールである。この無遊色の赤橙系のオパールは現地メキシコではvidrio rojo = red glass、単に赤ガラスと呼んでいる。ドイツ人バイヤーも現地では赤ガラスと呼びファイアーオパールとは呼ばない。赤ガラスはほとんどすべてのオパール鉱山で産出し以前は大変安価なオパールであったがヨーロッパ市場での需要拡大により最近ではインドのバイヤーも参入している。日本市場でも赤い無遊色オパールがファイアーオパールとして販売されているがこのネーミングには宝石業界の恣意性がかなり反映されているとみてよい。現地メキシコでは本来の遊色のあるファイアーオパールを opalo de fuego、すなわち炎 (fuego) のオパールと呼んでいる。オパール自体の客観的な属性を的確に反映したネーミングといえる。
以下、5000字の制限をオーバーしてしまったようですのでオパールNO2に貼り付けます。
・・・では一番のお宝オパールから。ブラックオパール、と言って探していただき、石から作っていただきました。遊色が綺麗だと思います。


ピアスです。

岩倉康二さんのオパールリングです。



こちらは本当に水が盛り上がっているようなウォーターオパールのリングです。
あまり写真に美しさが写りません。

こちらはまた別のリングです。


赤いオパールのリングです。小さいですがこれも遊色が綺麗です。


大ぶりの赤いオパールリングです。


オパールキャッツアイのリングです。

オパールのクラゲさんのブローチ兼ペンダントトップです。

母に贈ったオパールリング2つ。何となくアンティーク風の趣きです。


真ん中にイナズマのようにキラっとオパールが見える面白いリングだと思います。


遊色効果のない単色のコモンオパールとルビーのリングです。

コモンオパールのブローチです。



このブローチにもオパールが使われています。どの石か、わかりますか?

先端の石が、ミルキーイエローのオパールだそうです。

まだありそうですので、順次追加しますね。



ピアスです。

岩倉康二さんのオパールリングです。



こちらは本当に水が盛り上がっているようなウォーターオパールのリングです。
あまり写真に美しさが写りません。

こちらはまた別のリングです。


赤いオパールのリングです。小さいですがこれも遊色が綺麗です。


大ぶりの赤いオパールリングです。


オパールキャッツアイのリングです。

オパールのクラゲさんのブローチ兼ペンダントトップです。

母に贈ったオパールリング2つ。何となくアンティーク風の趣きです。


真ん中にイナズマのようにキラっとオパールが見える面白いリングだと思います。


遊色効果のない単色のコモンオパールとルビーのリングです。

コモンオパールのブローチです。



このブローチにもオパールが使われています。どの石か、わかりますか?

先端の石が、ミルキーイエローのオパールだそうです。

まだありそうですので、順次追加しますね。
