ウォーターメロントルマリン(Watermelon tourmaline)
*天然石・パワーストーンアクセサリーの専門店Positivi(ポジティヴィ)のHPより
「ウォーターメロン」とは、英語でスイカのことです。その名前が示すとおり、外側が緑色、中心部が赤色や桃色のパートカラーを持つトルマリンを、「ウォーターメロントルマリン」と呼びます。
そのユニークな模様がはっきりと見えるように、薄くスライスをして売られているのが一般的です。
ウォーターメロントルマリンの鉱物学
すっきりとした濃い緑のふちと、とろけそうに愛らしい赤色のカラーに分かれた姿は、まるで二種類の鉱物が融合したかのように見えますが、両方とも「エルバイト(リチア電気石)」と呼ばれる、トルマリングループの鉱物で構成されています。
赤色の部分はマンガンの混入による着色で、緑色の部分は鉄の成分が混入したことに起因します。

トルマリングループに属する鉱物は、周囲から供給される元素をさかんに吸収しながら成長するため、多彩な色彩の変化を見せて、コレクターたちの目を楽しませてくれます。
「トルマリン」という名前は、単体の鉱物を指すものではなく、11種類に分けられるトルマリングループの総称です。

中でも明るくうつくしい色彩と、高い透明度で人気があるのが、「エルバイト(リチア電気石)」と呼ばれるグループです。ウォーターメロントルマリンも、エルバイトの変種のひとつです。
エルバイトには、さまざまなカラーバリエーションが存在し、それぞれに特徴的な名前がつけられています。

*パートカラー・トルマリンの仲間たち
多彩な変容を見せるトルマリンは、ひとつの結晶の中に二種類以上の色が混在することもめずらしくありません。
二種類の色が混じりあった結晶は、「パートカラー」あるいは「バイカラー」と呼ばれています。ウォーターメロントルマリンは、パートカラー・トルマリンの代表的な存在です。

三種類以上のカラーが混在しているものは、「パーティーカラー・トルマリン」と呼ばれます。
二つとして同じ個体が産出しない、パートカラー・トルマリンは、個性派のコレクターたちにたいへん人気があります。

・・・トルマリン(リチア電気石・エルバイト)が好きですが、中でも一番好きなのがこの
ウォーターメロントルマリン(Watermelon tourmaline)です。

初めて見た時、その不思議な魅力に心を奪われました。
それは他の宝石にももちろん言えることなのですが、二つとして同じ個体が産出しない、と上の解説にもあるとおり、色合い・形と、運命的な出会いを待つしかない宝石ですかね。

ユニークな色合いを見せてくれるスライスのルースです。ピンクがすごく鮮やかです。
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ずっと以前初めて購入したウォーターメロントルマリンのリングです。村本修さん作。石の取合せが大好きなリングです。
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キャッツになっています。太陽光の下・昼・夜の光の下で
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このリングのイメージで、もう一つ好きなパライバトルマリンを入れて作ってもらったリングです。パートカラー・トルマリンですね。ピンクとグリーンの間に透明に近い薄い色が見えます。
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小さいですが、お店で見かけて嬉しくて購入したリングです。
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上の大きなリングを作ってもらう大分前のことでした。
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蝶々の羽にウォーターメロントルマリンが使われています。ペンダントトップです。
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