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【本ブログのテーマ分類】
・がん治療情報: 注目のがん治療情報
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まさごんです。
いつもイイネやコメントでの応援、ありがとうございます。治療の励みになっています😊 先の丸山ワクチンに関する記事へのコメントも多くいただき、ありがとうございました。コメント欄自体が丸山ワクチン接種に関する貴重な情報源としての価値を持ったと思います。
さて、急速に進行している私のがんの状況について、ほぼ隠すことなく子どもたちに伝えました。スチバーガで行くことに決めた日の夜のことです。
家族全員で手を繋いでサークル状になって、父からみんなに話します。11歳の長男はもちろん、6歳の次男にもなるべく分かるように。
「お父さんの体にはがんがあります。去年の手術で取ったんだけど取り切れなくて、これまで強い強い薬をいっぱい使ってやっつけようとしてきました。
でもその結果がこれです(鼻に伸びるチューブを見せる)。がんが小さくなる時期はあったんだけれども、がんがなくなる前にお父さんの体のほうが弱ってしまって、もう強い薬はできなくなってしまった。
なのでお父さんはこれからはやっつけるんじゃなくて、病気がこれ以上大きくならなくなるような、そういう薬に変えようと思う。
ただ、こういう薬を使っても、いつまでも病気を抑えられるわけではないです。みんなといつまでも一緒にいたいけど、それほど長くは一緒にいられない。いつか体調が悪くなって、また入院することになる。そうなるともう、みんなのところには戻ってこられない。6月の長男誕生日プレゼントの自転車は、早めに見に行こうね。
もしも、もしお父さんが死んでしまったら、長男も次男も、お母さんをしっかり支えてあげてほしい。お父さんがこれまでに教えてきたことを思い出して、お母さんの力になってあげてほしい。
父さんの親戚、母さんの親戚もみんなを助けてくれる。それにお母さんはお友達が多いから、その人たちだって君たちの味方になってくれる。安心していい。
それにね、お父さんは死んでも居なくなるわけではありません。お空からいつまでも君たちのことを、ちゃんと見守っているから。」
そして最後に皆で抱き合いました。長男は静かに泣いていました。次男もそんな長男を見て状況を理解したのか、不安そうに泣いていました。妻は号泣です。かくいう私も、最初からずっと涙を流していました。
今回の方法がベストだったのかは分かりません。でも、できれば子どもたちには個別ではなくて一緒に話をしておきたかった。そういう面では、家族で一体感を持った形で話をできてよかったです。