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まさごんです。

昨日のがん病院皮膚科での爪囲炎治療について、だらだら書いていたら純粋な治療記録とは違う何かになったので切り出します。

がん病院での皮膚科受診は2回目で、前回とは曜日が変わったので先生も変わりました。液体窒素で爪囲炎を焼くという治療をするのですが、そのスタイルが今回の先生と前の先生で全然違っていてビビりました。ちなみに先生はどちらもお若く、前回は男性で今回は女性です。この病院に皮膚科専門医はいないので、外来は他院からの先生で回っています。

前医は溜め置いた液体窒素に綿棒的なものを浸して、その綿棒を静かに患部に押し当てるトラディショナルスタイル。静的で、周囲は治癒感に満たされます。それでも心の中では「こいつはご安全に!案件だぜ」と思っていました。

それに対して今回の先生は、液体窒素のミニスプレーみたいな奴でシュゴーとエキチを照射するアグレッシブスタイルでした。私の目に初めて映るそれは、もはや武器。柔和そうな女医先生がいきなりシュゴーと威嚇音(ではない)をさせながら、武器(ではない)を持ち出してきたことに思わず『うおっ!?』と心乱されます。この治療は2度目だからという油断もありました。

そして看護師さんと治療する箇所などを確認し合いながら、私の指にシュゴーを少しずつ近づけては止め、また少し近づけ、を繰り返します。若いからか、他院の医師だからか、確認が入念です。他の誰も知らないところで、私の中でだけ無駄に鰻登りする緊張感😳 😨 😖 😱 😇

「ぜ、前回の先生のやり方と違いますね? 前回は綿棒に浸してちょんちょんしてましたねどっちでも私はいいんですけどねどっちでも。」耐えきれず、テンパり全開ながらも質問をして待ったをかける私。「え? じゃあそのやり方にしますか? いいですよ。でも痛さは同じですよ?」と言って意外にもあっさりと武器を放棄し、ちょんちょんスタイルに切り替えて処置してくれました。

なんか、良かった。。いやいや、痛さを恐れたわけではないんですよ。正直な話、治療での痛みはほとんどないんです。でも安心しました。徐々に近づいてくるシュゴーは怖いよ。何あの心理戦。