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まさごんです。

毎週行っている血液検査について、主治医の先生からは私の場合はALPがよく反応して参考になると言われています。私自身はALPは応答性が少し悪く、遅れて変化しているように感じていました。なので、ALPについてもグラフを描きました。やはり、CEAに対しては遅れて変化しているように見えます。

ALPは骨転移の指標になると言われます。BEACONに切り替えたとき、その日のうちに骨転移の痛みがなくなったのに対して、ALPはBEACONに切り替えたあと2〜3週間後くらいでピークを打っています。なので、ALPは骨転移の状態を2〜3週間遅れで表している可能性高し。私の場合の話ですよ。

であれば、昨秋のALP急上昇はFOLFOXIRI+Bv.を始める直前に発生した骨転移を表していたのかもしれない。CTをやってから、抗がん剤が効き始めるまでの間。ロンサーフに切り替えて1ヶ月弱で骨転移の痛みが出始めたのですが、FOLFOXIRI+Bv.の頃は進行が抑えられていたのではないか。

そう考えると、FOLFOXIRI+Bv.は今でも全身に対して有効なレジメンとして選択肢に残っているのかもしれない。そんな気がしてきました。実際にFOLFOXIRI+Bv.でもALP下がってる期間があるし。理由が分からないまま上がったり下がったりしていたように見えたのは、応答が2週間遅れていたからと見るとすっきり辻褄が合う。

あのときは新規に多発骨転移が見つかったのですからロンサーフへの切り替えは仕方なかったけど、本当は薬を変えないほうが良かったのかも。その時点でのベストの判断をしているので仕方ないですが。まだ使えるレジメンがありそうだというのは嬉しい話で、これは大事な知見になるかもしれません。主治医のご意見を伺わないと分かりませんけどね。

こんな考察しちゃうのは職業病みたいで会社の人間には笑われそうですが、せっかく積み重ねたデータですので読み解くのは大切です。先生は患者一人のデータをここまでじっくり見る余裕はないでしょうから、自分で見るしかありません。

ついでにCRPの更新。CEAの動きに対して、少しずれてきました。発疹などの他の要因が重なるからかな?