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【本ブログのテーマ分類】
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まさごんです。
がんの告知を受けてからもうすぐ3ヶ月になります。言い方を変えると、まず3ヶ月生き延びました。ステージ4の生存曲線から考えるとこの言い方の方が実態に合っています。ただ正直なところ、自分の置かれた状況を理解はできても、受け入れるのは難しいです。
かなりの確率で自分が数年以内にこの世とオサラバ、受け入れられます? 無理無理。最悪に備えて準備さえしておけばいい。受け入れは諦めに繋がる気もする。奇跡の生還をするのはいつも、諦めが悪い人です。
「悲観的に準備して、楽観的に行動せよ」でこれまでやってきました。思えばがん治療も同じです。これからの治療について散々調べて悩んで、エンディングノートも書いたら、あとはお気楽に。三年、五年、十年、生き延びてやりましょうよ。医療の進歩だって凄い早さです。
思い返せば、最初の頃は家族で撮った写真を見るだけでも辛くなり、泣いていました。でも人の心というのはよくできたもので、今は本当に辛いところは棚上げして、普段の生活が表面的には戻りつつあります。
先日テレビで京都の大学のことが話題になっていました。うちは関東ですが、軽い気持ちで11歳の長男に「京都の大学もいいかもねー、楽しそう」と言ったところ、妻から一言。「大学で一人暮らしするお金なんて私出せない。自宅通学よ。」と。
ん? これは、私がいなくなるという前提でお話しされてますか? 子供はテレビに夢中で聞き流していたようですが、団欒の場での何気ない発言にしてはパンチが効いてます。唐突なロケットパンチです。正直言ってビビりました。ちゃんと悲観的に準備してくれてるようで何より、なのかな。。