まさごんです。
今回は我が家のカレー事情について。

がんが発覚するまで、私はカレーといえば辛口派でした。ルーでいうとジャワカレーの辛口です。妻は逆に極端な甘口派、バーモント甘口です。我が家ではカレーの時はルーを二種類用意し、妻と子供二人は甘口、私だけ辛口でした。

実はこれ、私が子供の頃に見た父の姿でした。「あんなに辛そうなカレーを食べるなんて。父さんすごい。」こんな刷り込みがあったかもしれません。

そして最近、11歳になった長男が私を真似して、辛口に興味を持ち始めました。甘口は嫌だというので私のカレーをバーモントの中辛に変えてやり、二人で食べるようにしました。長男はウマイね!と喜んでいました。

しかし私のがんが発覚、大腸の手術もしたので辛いものは消化に良くないんじゃないかということで、我が家のカレーは甘口で統一されることになったのです。実はつい先日の夕食がカレーだったのですが、久し振りに食べてみると甘口も十分美味しい。

少し前の話。カレーを扱うテレビ番組の中で誰かが「辛い方が偉いと思ってない!?」と言ったのを聞いてハッとしたことがありました。うーん、少し思ってたかもしれない。

我が家のカレーは甘口に統一されましたが、長男はいまだに脱甘口に未練があるようです。しかし先日、久々に甘口バーモントを食べて「めっちゃくちゃ美味しい! これホントに甘口!?」との感想。いっぱい食べました。

背伸びしてたのね。。しばらく甘口で行こうな。