まさごんです。
8月にオンコロに掲載されたBRAF変異陽性関連記事です。少し遅くなりましたが紹介します。
BRAF阻害薬タフィンラーとMEK1/2阻害薬メキニストを併用する療法とのこと。試験には固形がん患者が含まれているのだと思いますが、記事では35人の患者さんの癌種内訳は分かりません。
元論文の要旨を見ると、大腸がん患者は除外と書いてあります。理由は要旨内には書かれていないので分かりません。うーん、残念。
45%が3レジメン以上行った方とのことです。それで全生存期間中央値が28.6ヶ月ということですので、素人判断ですがいい結果なのではないでしょうか。
BRAF変異陽性大腸がん向けとしてすでに申請がなされているエンコラフェニブ、セツキシマブ、ビニメチニブ併用療法とは段階が異なると思いますが、数年後に期待します。大腸がんもお願いね!