まさごんです。
前回の続きです。
きっかけを作ってくれたのは妻でした。今は遠く関西に住む私の親友に、私には内緒のうちに私の状況を伝えていたのです。私が最初の手術を控えて入院しているときでした。
その親友は、初めに相談するなら彼だろうなぁと私も思う人物でした。彼は私の会社の同期で、新入社員として入社したときから彼の転勤までの約10年を共に切磋して過ごした仲間です。裏表がなく実直で周囲の信頼厚く、しかも大変に優秀な人物です。
私の知らないうちに、私の大事な友人たちにはこの親友経由で静かに話が伝わっていきました。いつの間にか、私を応援する輪ができようとしていました。
数日後に、妻からは「ゴメンね、実は」と親友に話をしたこと、友人たちの応援の輪ができつつあることを打ち明けられました。ビックリしましたがどこかでホッとして、じゃあ皆に相談して助けてもらおう!という考えになりました。
妻は私が病気のことで独り悩むことになるかもしれないと、お見通しだったのかもしれません。私に足らないところをちゃんと知っていて、困りそうになるといつも微笑みながら助け船を出してくれます。
本当はいつもいつも感謝してる。俺と結婚してくれてありがとう。
続きます。