こんにちは、まさごんです。
明日は通院、血液検査の日です。来週始まる2コース目に向けて白血球数の確認をします。こればっかりは測ってみないと分かりませんので緊張しますね。
今回はBRAF変異陽性大腸がんの化学治療について書きます。
私はFOLFOXIRI+Bvという強力なレジメンにて化学治療を始めました。BRAF変異陽性という手強い相手に対して、いきなり渾身の必殺技を放っている。自分ではそういうイメージで捉えています。
必殺技の効果があればヨシ。ドンドンがんを縮小させたり、あわよくば他の治療法を組み合わせてダウンステージを狙ったりと、一気呵成に攻勢に出ることもできるかもしれません。万が一効果がなかったときのことは、今は考えていません。必ず著効してくれると信じています。
ただ、やはりこのレジメンはキツいらしく、長期の継続は困難。開始できただけでも私は運が良かったといえます。今後は8コースを目処にして、その後は維持療法に移行することになります。
そうなると、再び増悪したときに次の矢があるのか気になるのが患者心理。特にFOLFOXIRI+Bvは、セカンドラインの薬まで一気に突っ込んでいるのです。仕方のないこととはいえ「次」を考えたときには心配があります。大腸がんは比較的抗がん剤の種類が豊富と言われますが、サードライン以降の薬がBRAF変異陽性にどこまで効果があるのか、私には分かりません。
そんな中で現在、私が期待している化学治療の二の矢候補があります。それはBRAF変異陽性の大腸がんに対する化学治療に、BRAF阻害薬エンコラフェニブと、セツキシマブ、ビニメチニブを併用するというもの。治験では良い結果が出たようで、すでに小野薬品工業が2020年3月に厚生労働省に申請しているとのこと。私は素人なので間違っているかもしれませんが、多分二次治療以降が対象なのかな?
一般的に、承認にはどれくらい時間がかかるのでしょうか。一年くらい? 手戻りすることなく、何とか早く進めてほしい。切実に願います。
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拡大治験の情報もあるようですので、気になったら早めに医師に相談したいですね。