福岡市在住のピアノ講師兼ピアニスト、吉田真仰(よしだまさたか)です。
陽は日に日に短くなり、夜は一段と寒くなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
ピティナ(PTNA=一般社団法人全日本ピアノ指導者協会の略称)のホームページに大変興味深く、嬉しい記事がありました。
こちらのページから詳しくはご覧になれます。
ピティナが記事で取り上げている内容の中で、大学受験の中でコンクールでの好成績を反映されるというのもとても素晴らしいことですが、
各音楽大学の改革として新たなコースがスタートしたのも面白い変化です。
私の母校、大阪音楽大学でもミュージックコミュニケーション専攻というコースをスタートさせているようです。
こう言った大学受験でだけでなく、就職して社会に出てから音楽以外の仕事に就くとしても、ピアノで培った練習を継続していく粘り強さ、人前で演奏することで得られる精神力の強化、
また音楽を楽しんでいく段階で育まれる想像力や表現力により得られる、柔軟な発想力は何ものにも変えられません。
もちろん極端に一に練習、二に練習、三四がなくて五に練習!という感じになると、幼少から長続きしていくのは難しいかもしれません。
私自身は6歳からピアノを始めましたが、スパルタ教育で育ったわけではありません。
むしろ練習はほとんどしない子でした。(音楽の道に進むため高校に入ってからはさすがに猛練習しましたが)
それでも音楽を楽しむ気持ちが維持できたため、今日に至るまで続けてこられたのだと思います。
幼少からピアノを習う方が多い一方、受験を機に辞めてしまうという方もかなり多い傾向にあるようです。
中にも家庭の事情、経済的な事情もあるかと思いますが、それはとてももったいないことですし、音楽に携わる者としては残念なことだなと思います。
単なるピアノを弾けるだけの人だけでなく、ピアノを通して豊かな人生につながって行けばいいなと願って、自分自身も続けていき、指導もしていこうと思っています。
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吉田 真仰
(よしだ まさたか)
カワイ音楽教室福岡地区 ピアノ講師