飛騨後は水曜日に5km。
ハムやらなんやらがガッチガチでジョグにすらならん感じです。

そろそろ回復したかな、と思った本日は帰宅ラン19km。
まだまだガッチガチでしたので永久脱毛ペース(キロ6オーバー)。

ハムの張りが全然取れていないし、最後の方はちょっと不安な感じを左のチョーケイに覚えました。



筋膜ローラーでゴリゴリやってウルトラ後の故障だけは防ぎたいところです。


。。。。。。





飛騨のレポ中で、裏ボス峠だのラスボス峠だのの用語を乱発しておりますが、坂を
RPGのボスに見立てて攻略していくのは前日の受付会場のコース説明でも使用されている運営公式用語であります。

 


P1040419

 

このコース説明会の図を見ると、スキー場までのボス坂を登って、下りの途中にある出っ張り~千光寺までが裏ボス峠。

最後90kmの坂がラスボス峠、だそうです。


 

普通RPGだとラスボスの後に裏ボスが登場しますが、どうやらこの飛騨高山ウルトラマラソンの場合は逆のようで、裏ボスを先に倒さないと先に進めないストーリーになっております。

 

実際にコース上で一番の激坂は千光寺の斜度15%くらいの坂ですから、誇張でもなんでもありません。


 

飛騨高山ウルトラは、ドラクエⅢでいうとバラモスの前にゾーマが出てくる仕様です。

 

 


(んなもん勝てるか!!)

 

 




60km地点、運命の分かれ道、千光寺坂下を右に曲がり、斜度15%はある裏ボス坂に突入しますが、ろくすっぽLv上げを最近していなかった自分はすぐにHPを消費。

歩いて登ります。

というか、周りで走っている人はいませんでした。


昨年は今年より1時間くらい早いタイミングでこの坂に到達しておりましたが、事前にらんな~さんからここだけは歩いていいと聞いていたので、今年と同じ様に歩いたら同じ歩きでも周りからどんどん抜かされるし、サブ10までの貯金も一気に食いつぶしてしまった苦い思い出が残っております。


今年は歩きでも周りから抜かされることはありませんでした。
というか、サブ10前後の人達ってどれだけ歩くのが速かったんだってことですね。


周りに合わせて千光寺の直前まで歩いて来たんですが、ふと後ろを振り返ると走っている人が見えました。

12時間前後のタイム帯で千光寺の坂を走っているとただでさえ目立つんですが、その人は背もデカいw
すぐにそれがサブ10ランナーのサムさんだという事が分かりました。


ゼーハーゼーハーと登ってきて、ちょうど千光寺の入り口のところで追いつかれて「よし!コンプリーートしたぁ!」と満足気です。

たしかに千光寺の坂を全走破したら達成感あるだろうなぁ。



写真をとりました(笑)




千光寺の石段を登った先のエイドで林檎ジュースを頂きその後、サムさんはみやみさんを待つという事で、自分は再び先へと進みました。


二人のペース的に、自分さえ順調に行けばこの先最後まで会うことはないかな、と、この時は思ったんですよ。

(まさか追いついてくるとは……。)



千光寺ダブルピークを60歩+60走で乗り切り、下りへ。


ここから75kmのB&Gセンター関門エイドまでは下り基調。


何も考えないでも脚が進みます。


いいペースの、IRONMANという白いシャツを着た男性がいたので、後ろにつかせていただきながら、周りを抜かしていく。

後ろにつくのは失礼かなと思いつつも、何も考えられないボーっとした頭で付いていたら、B&Gエイドの手前で男性が振り返ってきて。


「付かれているのが分かったので気を抜かずに走れましたありがとうございます。」


付かせてもらいますとか一言も言わずに失礼かなと思ったのですが、なんかWIN-WINな感じになっていたようでよかったです。



B&G海洋エイドは関門でもあるので、まずまず充実したエイドで、コーラ、水、の他、いのしし汁とかも頂きました。


それより気になったのは時間。


時計をつけていなかったので、スマホの時計か、エイドにある時計で終電までの残り時間を計算しつつだったのですが、ようやく残り25kmというfinishが現実的な距離になってきたので、計算が立ってきます。


エイド到着時点で13時15分。
残り25kmで、終電に間に合うであろう17時まで3時間30分以上の貯金あり。
ただし今日コレまで練習不足の身体の余力はほとんど残っていない感じ。


ラスボス峠も残している上、ラスボス峠がある90kmまではいやな感じの微妙な登りが続く、歴代男塾鬼門の魔の平坦ロードが残っています。






75km~90km、魔の登り基調平坦ロード、男塾撃沈の記録



今年も辛かったですよ。
魔の平坦ロード。


つづく

 

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