「大阪マラソンを振り返る」のタイトルから"マラソン"を外した。

 

ハーフ以降はとても"マラソン"をしたという内容ではないなあと思ったのが動機。

そもそも「マラソンする」って動詞の意味はなんなんだよ?っていうと、ホンライは42.195kmを走るって意味だと思うんだけど、最近ブログを見ていると違う意味で使われていて、でも、そっちの意味のほうがどっちかってと自分にもしっくり来たりしていて。

 

だもんで、自分はこっから以降のレポタイトルから"マラソン"を外す。

 

 

 

そして、珍しく今回は"復活便乗ビジネス、マラソン"を終えて暇な自分だから、ブログ復活祝いで!

後輩がパイセンを語りたいと思います!

 

 

 

~~~~~~

 

21km~25kmラップ 24:59

 

この区間のことは正直よく覚えていないくて、"マラソン"を終えてボケっと走っていた。

 

スライドのとこだけ覚えていて、サムさんとギリギリ会えて、サトさんとハイタッチ!

パイセンは・・・・・・おお!3.15ペーサーに追いついてる!アゲきた!捕らえられるのも時間の問題・・・。

 

 

ちょうど25km付近でトイレに寄った。

 

 

 

26km~30kmラップ 26:38

 

トイレから出て、再びボケッと走り出す。

 

27km付近で後ろから声を掛けられた。

 

 

「おい!なるぽん会!きたぞ!!」

 

 

 

 

来た!自分の目に映った、このビッグレース週末で最もマラソンを楽しんだ人物!

注)超絶身内バイアス込み。

 

もちろんつくばのレース結果を後で見て、「おお!」「やった!」声を上げて喜んだ結果が山ほどあったし、現場にいたら大興奮してただろうし、たぶん自分が大阪マラソンっていう場にいるっていうだけの違いなんだろうけどさ、スーパーギリギリエントリーの時からなんかしらの縁があって自分は現に大阪マラソンって場所にいるのかもしれなくて。

 

そもそもがさ、自分だってだ。30km以降、なっちゃんとランデブーして超スーパーウルトラめっちゃくちゃ楽しかったんだけど、それはたぶん最近のランブログ的には"マラソン"に含んじゃダメなジャンルの楽しさだろうし。

 

 

 

何がいいたいのかっていうと、とにかく27kmで会ったパイセンは「心の底からマラソンを楽しんでいる」様子だった。

よく昔ブログにのっけてた「造り笑顔の口角上げかっきぃ」とは違う表情のパイセンだった気がする。

 

 

 

もちろんですよ?結果を見ればPBながらも、3時間10分カットでの国際資格ゲットならず。

10分落ちコースと言われるアクアラインマラソンを3時間14分で走ったランナーとしては少々不甲斐ない結果。

レース展開を見ると、序盤ゆっくり入りすぎのタイムねらいの観点でいえば完全に失敗レース。

 

最近の好調ぶりを知っていた人からすれば、あと18秒おしい!じゃなくて、なにやってんのさ?という反応でもおかしくない。

ブログを休んでる間、羽伸ばしまくってすんげー走っていたみたいだから、実は相当レベルアップしていた。

 

 

それでも、本人的には最高の大阪マラソンだったんじゃないだろうか。

単なる失敗レースと思っていたら、たぶんブログを復活させてないだろうし。

 

 

 

急にハナシが変わるんだけど、サブスリーとか、女子にとってのサブ3.5とか、いわゆるデッカイ壁になる記録。

その記録を達成することってのは多くの市民ランナーにとって最大のテーマ、あるいは称号であって、だからみんな血眼になって必死こいて1分1秒を切り出して指の爪先一点でも引っかけてかっ攫おうとする。

 

だけど案外、達成した後でその次に何を目標にするかってのも、達成の反動で結構エグイ罠としてランナーを襲ってくる現象「サブスリーロス」みたいなのも一つのテーマとして、あるとおもうんですよ。

 

 

 

<んなのねぇーだろ!って思うのならこれ以降スルー推奨!!>

 

 

 

でも、実際自分はその罠に思いっきりハマって、なんなら今さっき越えた壁の脇をスルスル通ってもう一回壁に挑もうとしている。

サブ250も遠すぎるし、ましてやその先とか、考えるだけで憂鬱になる。

ギリスリーで達成した反動だな。

 

結構、本気で悩んでいる。

 

 

 

 

そんで、こっからはフィクション、どうやらパイセンにとって310は明確な目標だったらしいから、とある架空準エリランナー"まっきぃ"のハナシ。

本人の考えや思うところは、一切無視した誇大妄想。

ただ単にガンプが自分の言いたいことを言うためにパイセンに便乗しているだけってことをご理解の上でのハナシ。

 

 

 

・準エリランナーまっきぃは、3月の東京マラソンを走れることが最大の楽しみで。人生初マラソンの楽しい思い出がこびり付いている大会だ。

 

・フルマラソン3時間10分、女子にとってのデッカイ壁の一つを登る事で出場資格を得られる大阪国際女子マラソンは、東京マラソン比でいえばそれほど魅力を感じない。

 

・3時間10分の壁は、まあ登っておくかなーくらいの単純な目安。なんなら自分にとっては準エリ資格を得られるサブ315のが重要で、サブ310はサブ320の時と同程度の意味しか持たない。

 

 

じゃあ、目前に迫るサブ310の壁、どうやって登るよ?まっきぃ?

 

 

・最短ルート(イーブンペース)で登ればまあ登れるだろうし、人には褒めてもらえるだろうけどだけど自分はそんなに楽しめないルート。

 

・残るルート(ポジティブ/ネガティブスプリットしかも極端なやつ)は失敗の可能性があるけど、自分にとっては燃えるルート。

 

 

→(もうまっきぃブログもやってねーから人目気にしなくていいし)ここはいっちょ、自己満に徹してスーパーネガティブスプリットで壁を登ったるわ!!

 

 

で当日、ハーフ付近からキロあたり20秒上げて爆走!アドレナリン出まくりスーパーランナーズハイ突入!!

が、結果的にまっきぃ惜しくもあと18秒足らずぇ。。。

 

 

・・・・・・

 

これと同じような走りね、どっかで見たことがあるんですよ。

だからこんな感想になったのかもしれない。

 

今年の古河はなもものhassyさん。

それとたぶん、去年のつくばのオレオさんも似たような感じと予想。

自分も走ってたから見ていないけど。

 

 

hassyさんは応援に行ったら40km付近で「ヒャッハー!!」言ってたwww

 

相当楽しいだろうな、これが出来たらw

 

 

 

 

ある意味、記録に真正面から向かわないから、マラソン競技に対して真摯ではない、と、思う人もいるかもしれない。

 

だけどこちとら市民ランナー、走って金をもらう職業でもないし、特別何かを背負って走っている人は極少数だろう。

自己満に徹したってバチは当たらないんじゃなかろか。

 

 

気候条件とかアップダウンは抜きにして、記録を出す為の理想ペースってのは「イーブン最後ちょい垂れ」だと思う。

自分はサブスリーを爪先一本それで掻っ攫ったし、自分が名前を出すのも憚られるアメブロの某先生もそう仰っている。

 

だけど、色んな走り方、レースの楽しみ方があってもいいのではなかろか。

 

 

イーブンペースで3時間5分で走る事と、ネガティブスプリットで3時間10分で走る事は他人にはそうではなくても、本人にとっては同じくらいの価値があるのかもしれない。

 

 

 

奇しくも今シーズン明確な目標を失っていた自分とは対照的に、まっきぃは明確な目標がなくとも走る事を継続し、着実にレベルアップを重ねる。

 

 

違いは?ってと、そもそもの目標は記録では無く。

 

 

「継続して成長する自分を実感すること、レベルアップすることで感じる喜びこそが最大の目標。」

 

 

記録は、後から付いてくる結果。

出ないときは出ないし、出るときは出る、ケチャップみたいに。ホンダケイスケ的な

 

 

 

~~~~~~

 

 

 

 

とまあ、勝手に一方的に自分が解釈しただけなんだけど、「間に合うかわかんねーけど行けるとこまで行ってくるわ!(ひゃっはー)」

と言って去っていくパイセンの背中に、いつかああいう走り方してみてぇなあ。

 

長い間悩んでいた明確な目標を持てない悩みの断ち方を見出した後輩であった。

これからは、自分の成長を実感することを目標にコツコツと。

その前にまずはサブスリーの壁を最短ルートで再突破する事が大前提だけどorz

 

 

さあさあ、地道に成長、レベル上げしていきましょう!!

そう思った。

 

 

以上

 

~~~~~~

 

 

次回、30km以降。

「故障を抱えて走るなっちゃんとガンプの珍道中」※非マラソン

 

 

 

「故障」っつっても走れる中途半端なやつ。

自分はハムストリングゴリゴリになってから約1.5ヶ月経過。

らんな~さんとかを見習い、折れてなきゃ大丈夫、速い方々がよくやる、走って治すことにトライしよう、なんて思ったのは前に書いたとおりであり。

 

 

1ヶ月経過時点では途中力が抜けてキロ4を2kmしか維持できなかったが、大阪"マラソン"ではキロ4を6kmを維持できた。

 

需要があるんだか無いんだか知らないけど、書きたいこと書いてるだけなんでそもそも気にしてもいないんだけど、ブログってそういうものだと思うから。

 

 

でも誰か、たとえ一人でも参考になると嬉しいなと。

そう思って、自分は書いている。

 

 

痛いだなんだと騒ごうがわめこうが、痛いけどこれくらいで走れるんだっていうことが、同じ故障を抱えた誰かにとっての目安になるかもしれんと思って、自分の感じている痛みなり感触なりをそのまんまを書いている。

 

走ったら痛いけど、その中での試行錯誤ってのも、ある種の楽しみにも繋がるし、だから、その楽しみも拙い表現力と自覚しつつも書いている。

 

 

別に同意しろとも思っていないし、したい人はするだけで、違うと思う人は違うと思うだけ。

自分が思うところを、これからも書いて行きます。

 

 

 

 

だいたい、そんなとこ?®️(でかっw)

 

 

 

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