ワールドカップ→ルマン耐久24時間のコンボで、久しぶりに家から一歩も出ない日曜日を過ごしてしまった者です( ゚д゚)

今日も日光でウルトラを走った人や、飛騨の翌週なのに「ゆっくりだから大丈夫だよ」と100kmうんちゃらマラニックを走る某らんな~さんもいるのに体たらくですいません。

 

 

しかしまあ、飛騨のレポが完結しないことにはどうも次に向かう気持ちがどうも持てないっていう事情もあり、練習嫌いな塾長や、銀歯排出待ちのたっきぃさんも走ってないし~、っていう事情もあり、ここぞとばかりにグダグダさせてもらってます。

 

グダグダぼけ~っとしている内に日が暮れて、ちょいちょい酒にも手を付けて、やっべそろそろ飛騨レポ書かなきゃ!と急に焦るという今週定番化したルーティンに今日も入ってまいりました(シロメ

 

 

今週は、飛騨100km、71kmを走った仲間のレポに加え、応援してもらったやままゆ、なっちゃんのレポもあり、自分のチェックリストが飛騨一色だった一週間でした。

 

みんなのブログを読むことで、それぞれ別の視点で飛騨高山ウルトラマラソンを疑似的に追体験させてもらい、飛騨楽しかったな~ボケー、、と感慨に浸る今週一週間。

 

 

一方で参加していない人から見ると、こんだけ我々が飛騨飛騨飛騨書きまくってる絵はどう見えるのか?

 

よくリレマラだの、ランとかんけーねーただの飲み会のレポとか、「みんなおんなじ話書いてんじゃねーよw!」というツッコミが不可避になっちゃうパターンあるじゃないですか。

同じ様に飛騨食傷になっていやしないかは多少気になるところではあります。

 

 

しかしまあ、男塾の良いところでもありますが、(悪いところでもあるのか?)、ブロガーである前に走りたい人たちですから、レポはただ愚直に自分の見たもの感じたものをここに記すのみ。

 

自分のレポは置いておいて、男塾の面々のアップデートとか、速報とか、レースレポって、追って行きたいたいランナーとしてはホントに見ていて飽きないんですよね。

例えば塾長の坂キチは天性のものとして、シロい目で眺めるしかないとしても。

サムさんがDNFを考えた80km、らんな~さんが(賛否両論あるかもですが)、サブ10の望みがある限り、自分だったら痛み止めを1ダースでも使う、っていうその覚悟の話にゾクゾクしたり。

 

 

 

まあ、自分は千光寺で激沈済のレースなので、その後のレポをさっさと書きましょうしょう、と。

 

【第五関門 93.3km公文書館まで】

 

70km~80km 1:13:05(キロ718) サブ10借金通算23分→もう無理

 

千光寺の坂を下りてきて、74kmの第四関門海洋センターまでは下り基調だったため、もうサブ10は絶望的といえど、キロ6を維持して走れていた。

しかし、海洋センターを出た後、、

なんかびみょーに登ってる…。

 

しかも、そのビミョーな登り、ラスボスまで10km以上続くんですよね。

自分的に、74km~85km、この飛騨高山のコースで、一番嫌いな部分かもしれません。

登りっちゅー登りじゃないけど、びみょーにペースが削られてきて、景色も変わらない。

気づけばエイドのたびに5分以上の長居をしちゃって、平均ペースでキロ7を超えちまった(^^;

 

 

ここまでペースが落ちると、気になって来るのは、前週の柴又応援のとあるシーンで囁かれた不吉な説。

 

 

呂律の回らないサミーさん(´・_・`)「俺とガンプくんは"サブみやみ"もできねー可能性あるよね!」

 

司法書士(´・_・`)「サブみやみ失敗があるとしたらガンプだな。」

 

 

ま、まあね!両方100km完走したことがないとはいえ、サムさんは月間700km走ってるし、折れるとしたらそりゃガンプだ(><)

 

11時間を超えなけりゃ、さすがに司法書士先生に抜かれる事はないだろー(T_T)

その一心で、終わった足を前に進める。

 

 

いやね、撃沈してからはですよ?

ひたすら誰に抜かれるのか、という恐怖に支配されるのが人間の心理。

という意味では、ブログ村のサトさんに抜かれるんじゃねーか、ってことも、この頃には気になっていた。

 

サトさんとは直接会った事はない、

けど、昨シーズンは自分と同じようにフルマラソンでサブスリーを目指してチャレンジしていた人。

 

中々天候に恵まれる機会の少なかったんじゃないだろうか、昨シーズンのフルマラソン大会。

サトさんのサブスリーの夢は、ご存じ、荒天の別府大分で散ってしまわれた。

対して自分は謎の晴れ男パワーを発揮。

昨シーズンのレースの中では、気温と風でベスト条件のフルマラソン大会だったんじゃないかな。

高知龍馬を走らせて頂きサブスリー達成。

 

いろんな巡りあわせで、サブスリーの命運は分かれた訳だけれども、走力にほぼほぼ差はないわけで、、

 

 

サトさんの今回の目標は控えめな11時間半で、タイムよりはむしろ、後半上げることをテーマとされているように見えた。

対してガンプは完走目標と言いながらも、なんとなく目標としてはサブを10狙い、落ちても完走出来りゃいいや、というところ。

 

目標が違うからそこまで意識することはないんだけど、走力が同じなんだから、これって最終的なタイムは同じくらいに落ち着きかねないよね、という状況(^^;

 

 

というわけでレース中は何気にぐわぁTの影に怯え、実際カクレハキャンプの手前で一人ぐわぁTが現わたわけです!

 

ガンプ「サトさんですか!?」とヒヤヒヤして声を掛けたら。

ぐわぁT「私ブログ書いてないんですよ(^^;」

 

ノンブロガーさんだったということでホッとしてみたり。

(このぐわぁTノンブロガーさん、結局終盤まで同じくらいの位置にいたなぁ)

 

ともあれ、司法書士先生やサトさんの影に怯えさせてもらったおかげで、「サブ11が最終ライン!」ということで、DNFを考える事もなく足を進められたわけでありました。

 

 

80km~90km 1:23:47(キロ822) サブ11まで貯金15分

↑ここまでくると、完全にサブ11がターゲットになります…。

 

もし来年飛騨高山でサブ11を目標とする人がいるなら、突っ込んで貯金溜めつつ達成したい人→ガンプのレポ。

後半上げて達成したい人→サトさんのレポ

 

を参考としてください(高知以来の勝手リンクさーせんw)

※サトさんはご自身の目標11時間半を達成されてサブ11というのは関係ないわけで記録としては11:03だったわけですが、こうやってウルトラ後半でアゲて行くパターンって中々見ないのでリンク貼らせていただきました。

 

ま、そもそもサブ11なんてところを狙う人がいるのか不明だけど一応。

 

 

80kmを越えても、相変わらずのダラダラとした登りが続き、キロ6を切って走るのが難しくなります。

平均ペースでキロ8を超えちゃっているのは、各エイドで長居しまくっているから、、

 

とくにこのエイド(^^;

 

 

やまいちスポーツ提供

 

やまいちくんが統計を取ってくれて、コーラとお茶が大人気だったというやままゆエイド。

自分はというと、コーラ2杯、お茶1杯、ジンジャーエール1杯、ビール350mm缶半分、だったかな??

エアサロのお世話にもなりました(というわけで5分以上滞在した...)

 

70km以降のエイドでは、まいどポカリ1杯、水1杯(どっちも冷たくておいしかった~)以上を飲んでいたんですが、お腹タプタプになる事もなく、むしろ次エイドまで5km以上ある時なんかは、豊富な私設エイドでコーラをご馳走になったり、とにかく水分が枯渇していた。

 

やままゆエイドではウルトラレース中で初めて、禁断のビールをご馳走になったわけだけれども、変に酔っぱらうこともなく、むしろこれ以降復活して、結局90km前後のラスボスの最初の峠では、塾長やたっきぃさんでも歩き混じりというのに、ビールパワーで全部走り切ってしまったw

まあ、ダブルピークの罠で、二つ目の峠は歩いてしまったわけではありますが。。

 

 

【100km地点 finishまで】

 

90km~100km 1:02:32(キロ602)

 

90kmのマットを踏んだ時のタイムは8:45、サブ10までラスト10kmで75分の余裕がある上に下り基調。

サブ11は堅いだろうと思う事ができた。

 

残りの10kmは、最後の飛騨を思いっきり楽しもうと思えた。

 

沿道のがんばれ~に「うっす!」、

 

エイドのもう少しですよに「ありがとうございます!」

 

 

そしてこの頃にはよく、「あ!そのシャツ!」という声を耳にした。

先行する男塾のみんなのシャツがよく印象に残っていたようで、「さっきもいましたよー!」と声を掛けられ、飛騨にもしっかり足柄Tのアピールは成功していた模様♪

 

 

調子よく下り基調の道を下っていたラスト4km付近、田んぼの反対側に紺色のシャツにオレンジのパンツが見えた。

 

サムさんばりの大声を張り上げ「みやみさ~~~ん!!」と叫ぶと、手を挙げて反応していた(誰だかは気づかなかった模様w)。

すると、前方でその声に反応する集団がいる??

 

ゆうきゃんだ!!

そして50Tのゆうたろうさん!

 

 

 

 
ゆうきゃんからはだんごを恵んでもらいました(^^)
 
ラスト4kmはだんごを持って疾走。
応援や係員の人から「団子www」と笑われるのが心地いい。
 
そして競技場500m手前で71kmの人たちと合流するんですが、前方に偶然にもYUUさんのチアコス姿。
「ラストだよ~!」と声を掛けると、「でも最後坂だよ~」と弱音を吐いている。
 
見てみると、なんてことはない、競技場前のちょっとした傾斜を「坂」だと彼女は言っているらしい。←飛騨の坂を走りすぎて頭おかしくなった人の発言。
 
(団子を坂にかざして)「あんなの坂じゃなーーい!」と、ラストのちょこっとした傾斜につっこむ。
 
そして団子を口にくわえて…
 
 
 
 

finishを迎えました!

 

 

タイム「10:49:25」

 

タイムの不甲斐なさよりも、完走した安堵感に包まれてのゴールでした。

 

長いようで短かったような、初めての100kmの旅が、ここに終わりました。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

もうちょい続く、かも??

 

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