チョコボールよしおです。
復興マラソンの日焼けで部署の後輩から男優呼ばわりされている者です。
昨日の全員集合だよ男塾では、男性ランナーは走るほど性欲減退する説が出まして、賛否両論となりました。
私はもろ同意派です。ナエナエ!!
(°▽°)(°▽°)(°▽°)
さて、前回書きたいことは書けたし、後は激沈して落ちていくだけの復興マラソンレポでS。
21km~30km
ハーフを過ぎる前に後ろから集団の足音。
一度抜かしたサブ3ペーサー集団だった。
20kmのラップを4:06として逃げに掛かるが、親指の先の血豆と、もうすぐ終わるサインを出しまくりの脚の疲労が心を折りに来たためすぐにペースダウン。
サブ3ぺーサーに抜かれてからは目標を失った。
頭上には夏の最後っ屁放出に燃えていて、僕をチョコボール色に焼かんとする太陽が勢いを増している。
海岸沿いのまっすぐで日陰のない道を進んでいると、メイン会場付近に戻って来たことに気付いて一瞬DNFを考えた。
着地の度に激痛が走る血豆を抱えてはPB=サブ315はおろか、サブ3.5、サブ4すら怪しい。
これ以上走る意味はないだろうと思った。
23kmのエイドで立ち止まりゆっくり休憩。
スポドリをがぶ飲みしてバナナをほうばる。
そして思い出す。
この大会、ご当地エイドが充実しているんだよな。
DNFしたら何も残らん。
せめてエイドを堪能して、この大会の魅力を味わいたい。
ということで完走を目指すことにした。
そこからはもう真夏の夜の夢のコンビニtoコンビニならぬ、エイドtoエイドのつなぎランの開始。
もちろん「暑い」は禁句。
25kmのエイドではらこ飯(だったかな?)、28kmのエイドでいなり寿司と食べ進むうちに、不思議と足の指先の痛覚が麻痺したのか血豆が気にならなくなってきて、サブ3.15ペースにまで自然と走りが回復してきた。
被災地を元気付けるために参加している人間が、被災地の食べ物に元気づけられて復活したよ!世話ねーな!
30km~40km
30kmを過ぎた辺り、閖上地区に入る橋の手前でやまいちくんとスライド!
まゆみさんによる財布発見の一報で元気を取り戻していたのか、「粘りましょ~!ここからここから!!」と手を叩いて大きな声で励ましてくれた!
散々エイドで立ち止まったけれども、前半の貯金のおかげでここから440を維持すればたしかにまだPBが狙える位置。
ハーフで終わったヘナチョコ脚が攣りそうなので415ペースにはもう戻れないけどがんばろう!と気合が入る!
閖上地区はでは多くの地元の方が応援に来てくれており(はたまたホタテを食べに来てくれておりw?)とにかくコース上で一番の盛り上がりであった。
閖上エイドで用意されている焼きたてホタテのホワ~~っとした香りと、両サイドの沿道から「がんばれ~!」「来てくれてありがとう~!」の大歓声のコラボ。
調子が回復して乗ってきていたのもあり、「来てよかったな~」と感じた瞬間でした。
ちょっとこの光景、掛け声も同じだし、2月に走った高知竜馬の桂浜に似ていたかな。
ちなみに復興でサブ3が出来なかったので別大カテ3エントリーならず、冬のレースは今年も高知竜馬に行きます!
ガンプよしお、サブ3やるやる詐欺罪により高知城下引き廻しの上桂浜にて磔獄門!
閖上地区を抜けると後は来た道を戻ってメイン会場に帰るだけ。
途中ではゆ~さん、takaさんと再送遇して力をもらう♪
しかし前半のサブ3ペースの脚に掛かる衝撃は凄まじく、37km過ぎからは左ふくらはぎと太もも、それを庇いつつ走ると、右のふくらはぎがプチ爆発。
攣らないギリギリのペースで走った結果徐々にペースはビルドダウン。
それでも気持ちだけは切らさずに走り続けた。
38kmほどの一番きつかったあたりで、朝から駅で見かけたオレンジヘッドが前方から近づいてきた(目立ちすぎw)。
お~きたきたと眺めていたら、オレンジヘッドがなんと「ち、ちーばふぁいとー!!」とこっちを見て叫んだ!
まゆみさんでした(^^;
そのあとも赤いシャツだったかな?を着た男性ランナーさんから「よしお?」と声を掛けて下さりましたがどなただったか判別できず!
最後はつった脚を曲げないよう変な格好でスパートしてfinish!
雄勝石のメダルをかけてもらい、色々貰い物を回収しつつ歩いているとやまいちくんがいたのでその場に座って、もらったアイスと水で補給♪アイスうめぇ!
やまいちくんがなんとアイスを荷物の中に放置してしまったというので荷物預けの方向に移動してついでに完走証もゲット♪(発行場所遠くね?)
そしてうぃ~♪♪
ただ一個だけ、帰りのシャトルバスを待っているときの一幕。
帰りも往きと同じく会場から2kmほど離れた発着所です。
たまやんさんと1時間くらい待っていたところにようやく1本のバスがやってきました。
そのバスには「選手収容車」の張り紙。
DNF選手回収車です(^^;
会場から2km離れた場所です。
降ろされた選手の中には当然係員に激怒する選手もいました。
……
来年以降の改善を望む!!
最後のバスはちょっとあれでしたけど、ボランティアさんや応援してくれた一人一人の熱量は特別なものがありましたし、レース後の復興マルシェは一人でビール4杯行けちゃうくらい充実していました(^^)
来年もたくさんの人に来て頂けますように!!
自分は応援もホタテとかホタテとか美味しいかなって思う次第( ´∀`)