10日遅れですが…というか書き始めも約1週間前ですが、今年も信州上田で行われた爆水ランに行ってきました。

結果はというと↓





最近体重が減って調子良いので、去年より上がっているだろうと思って過去ログを見てみると、「これから走って来まーす」っていう投稿だけが残ってて速報さえも上げていない!


これは上田城主からお叱りものです…



依田川の合戦記録を残し取らんとは、やはり上田はわしの城じゃ!
おぬしはただの筆武将(不精)でもやっとれぇ。


すいませんでした草刈さん。。
携帯の画像フォルダを見ると、かろうじて記録賞が残っておりました。


比べてみると去年と今年で大差ないですね…

 去年 :順位 20位 タイム58:31
 今年 :順位 19位 タイム57:16


とはいえ、今年の上田市は直近で二度もゲリラ豪雨に見舞われたそうで、川の水量は過去数年間でも最も多かったとの関係者談。

親子で参加するファミリーコースでは子供が一人流されかけて救急車が出動していました…
ファミリーコースだけは中止でよかったのでは、と正直思う^^;


まあ今回は川の中でも山登りでも走れるところは極力走ったし、このコンディションで去年よりもタイムを1分縮められたという事に満足しておこうと思います♪



他のメンバーが卓球テニスだとか混浴温泉ドキドキだとか、走る以外の部分で味をしめてしまい、なんやかんや来年も参加する事になりましたので、遅くなりましたがレポを残しておきます!



◎ずぐだしてGO!コース(全長4km)◎


①スタート~2.0km 内村川(上り)

スタートの合図と共に全員がグラウンド出口を目指すが、この出口の幅がせいぜい5mくらい。

幅広く広がったスタートラインから、全員がこの狭い出口に殺到するため、ここで渋滞が起きる。

渋滞に巻き込まれない為には、スタートの合図と共にダッシュ決めて先頭集団に入る必要があるけれども、このスタートの瞬間は一番観客の注目が集まるシーン。

上位入賞を狙う人はもちろんですが、すぐに脱落するのを覚悟でスタートダッシュに命を掛けてくる輩が毎年必ず2割くらいいて、無駄に出口通過の倍率が上がる。

そうした輩には「普段からの鍛え方が違うんじゃ!」とねじ伏せるのですが、そもそも今回はこちらも鍛えていなかったので体力を削られてしまう。


それでもなんとか無事にグラウンド出口を通過した後は300mほどロードを走り内村川へin。


川に入ってからは、なるべくみんな浅瀬を通りたいが為に進路が限られる。
無理な追い越しをして深みにハマると文字通りドボンと脱落する。

往路は川の流れに逆らって進むことになるのだけれども、くるぶしが浸るくらいの浅瀬はまだいいとして、ひざ下くらいの水深になると流れに戻されるのでほとんど進めなくなる。

川の終わりの2.0km中間点に差し掛かった頃、体力ゲージは既に30%くらいになっています。


②2.0km~3.0km 丸子山区間

川から上がって砂利道を500mくらい走った後は山登りのステージ。

水平距離にしてみれば500mくらいの小山ですが高低差は100mくらいありそう。
急こう配の階段道を頂上目指して一気に駆け上がりたいところだけれど、川の流れに翻弄されヘトヘトのランナー達に階段ダッシュをする余力はございません。

足を止めずに一歩一歩登るのが精一杯。
ちなみに私は2度ほど10秒程度の休憩を入れてしまい後々後悔…。

というのも、もうそろそろ頂上が見えても良いだろうというところに置いてある「丸子城址まであと340m」の看板。

この看板が「まだ半分以上あるのかよ…」と、ランナーたちの心を砕きます。
私はまんまとこの看板にハメめられ、ここで初めての休憩。

その後もう一度休憩を入れてしまい、恐らく30秒くらいタイムロスしましたが、頂上は実は案外近くて拍子抜けしてしまう。

残り340mの表示は頂上でなく、その先の丸子城址を指していたのを勘違いしていました。
看板地点で登りの半分くらいは終わっていたと思います。


丸子城址のエイドで給水を済ませると、残りはいよいよ山と川の下りだけ。


③3.0km~4.0km 依田川(下り)

一気に山を下り、依田川へin。

最後の川は流れに沿って下るので、前半とは全然違って体力を使いません。

走るより川に流された方が早い箇所もああり、冷たい水に癒されてむしろ体力回復可能。


ただ一つ注意する所は、堰越えの場所になります。

堰の下は滝みたいになっていて、2つ滝が続くが、1つ目はそのまま下りて行ける。

しかしその調子で、2つめの滝を降りようとすると大変。
2mくらいの落差があって、滝壺も深そうなのでさすがに迂回が必要です。

僕に釣られて付いてきた2人と共に滝上に戻り、堰の脇にある魚道をたどって滝を迂回しました。


堰越えが終わればゴールはもうすぐ。
最後のラストスパート!と行きたいところですが、川に上がる直前100mくらいは実は右側で川に流された方が速く進めます。

左側の浅瀬を必死にスパートしている人たちを横目に、僕はドンブラコ~っと流される一寸法師作戦。
こっちは流されるだけなのに走っている人と速度は変わらないw

浅瀬を走っている数人も流された方が得だと切替えて、途中からこっち側の深みにinしてきました。
堰越えのコースミス分はこれで帳消しw


④ラスト陸揚げ~ゴール

陸に上がるところまで川に流されたら、そこからゴールまではいよいよラストスパート!

そういえば毎年参加している中で、いつも最後に思い出していた様に思います。
この爆水ラン、ラストスパートがひたすら気持ちいいw


山登りでギトギトになった汗を、スパートの頃には川の水が流してくれているので、あちこち打ち付けて傷だらけながらも、最後はとっても清々しい。

前半逆流の中で滑って転びながら進んだ記憶も、山登りで看板表示にだまされて余計に疲れた記憶も、ゴールの頃には水に流されて、終わりよければ全て良し。

もしかして、、ここまでラストが気持ちいい大会は他にないかもしれない。。


しかも、上位30位以内くらいまでは、最後のゴールでご当地レスラーが会場内実況中継をしてくれる特典付きですw

覆面を被ったレスラーから「○番が入って来た!あとちょっとだ!気合いだ気合いだ!」とか煽られつつのゴール♪



疲れたけどラストの清々しさはまた来年も出たいな~と思わさせてくれる大会でした。

出向先の岐阜から駆けつけて頂いた当社の元マラソン部長代理も「また来年も(混浴温泉ドキドキで)よろしくな!」とご満悦でした。

毎年山で熱中症になりかけのY日先輩も今年はマイペースで川遊びを楽しんでいました。

相変わらず飲むしか脳が無くてお腹ブヨンブヨン髪の毛クルックルのTフル先輩も、卓球で玉をクルクル曲げてきて強かった。。
来年までには勝てる様にサーブの練習をしなくては…。。


えーっと肝心のRUNの方は…順位を上げられるように頑張ります。