今日はスタ練の予定だったのですが
メンバーの都合でキャンセル

急に予定がすっぽり空いちゃったので
shunと少し電話したあと
ふとアコギでじゃんかじゃんか♪

喉の調子も宜しくないので歌は口ずさむ程度で
思いついた曲を鳴らしてましたら
いつの間にか泣いてました

弾いてたのは
Remain -take over-
歌詞
Exhaust note唯一のBALLADで
前にも何度か触れたけど亡くなった親父に手向けた曲です

命日とかではないんだけど

あの震災のあった三年前の今日は
入院してたとはいえまだ元気で
地震のあった後、病院から「みんな無事か?」と電話をくれたんだ

あの時
こっちは大した揺れではなかったし
内陸だし
俺は仕事中だったけどなんも問題なくて
臨時で休憩になったんで家族に連絡したら
嫁ももちろん問題なくてほんずなんか昼寝したまま起きてなくて
みんなして「まあそんなもんだよねぇ(笑)」くらいの談笑だったんだ

携帯の地震のニュース見たら津波警報とか
続報見る前に休憩終わって
残りの作業したら早引きになったんで
連絡しようとしたら繋がらなくなってた

その後は被災地以外に住む方々と同じ
ただテレビの前で震えることしかできなかった
言いしれない恐怖と不安
被災地に比べればなんて言うけど
こっちには情報がどんどん目に見えてくる恐怖もあったんだ

日本中がそれぞれの恐怖や不安の中
普通の生活ができなくなった被災者に対して
ニュース見ながら泣くことといくばくかの募金と祈ることしかできないしがない人間が
普通の生活を続けなければならない辛さだってあったんだ…

随分長い時間腐ってたと思う
暫くは良くわかんなくなってた

そんな時に手を差し伸べてくれた
仲間が主催したチャリティLIVEに参加させてもらった

まだボーカルを探しているときで
ryoは仕事で不在
shunと二人で弾き語りで参加させてもらった
あくまでExhaust noteして

無理言ってSEはCRAZEの「未来へ向かって」をフルコーラスかけてもらった

セットリストは
LOVESICK -you don't know / SIAM SHADE
STAY A BOY / CRAZE
青の時代 / KinKi Kids
Remain -take over- / Exhaust note
音楽 / 19

俺達なりの誠意を持っての選曲
偽善と言われようともこれしかできることがないから
出来るのにやらないよりはいいと思ったし
今でも後悔してない

また演れるなら参加したいな

だってまだ終わってないんだもん
あの時一時のムーブメントかのように
自粛だ募金だと猫も杓子も騒いでたけど

あれから流れた時間では
なんも治ってないんだよね
この日が近づくたびにメディアは掘り起こしてるけど

話が少し戻るけど
新メンバーも入って
親父が亡くなって
一段落して
新曲を作ってたんだけど
出す曲出す曲ボツ

まだ引きずってたんだと思う
震災のことも親父のことも

その時はExhaust noteを辞めようと思ってました
その時に光をくれたのが
成一師匠が震災のあったあとにブログに書いていた言葉で

その一言をきっかけに生まれたのが
walk
歌詞
メンバー全員に受け止めてもらえる楽曲でした
ryoに言われた「この曲を待ってた」の一言が今でも忘れられません

この曲を書いたことで
俺は震災での一連の不安と向き合え
親父の死を受け止め
Exhaust noteでBASSを弾く覚悟が出来たんです

3/29 Bordeauとの対バンでもこの二曲は演ります
俺達の排気音を感じていただけたら
幸いです

あの震災で亡くなった人々に
あの震災で大切な人を亡くされた人々に
どうか安らぎを