私の人生の大半を宝塚と共に生きてきた。最近はあの事件のことをずっと考えている。宝塚が厳しいというのは周知の事実だが、こんなにも恐ろしい世界だったのかと胸が苦しくなる。過重労働に先輩後輩の関係‥夢の世界には嫉みも渦巻いている。素晴らしい舞台の裏にはファンには計り知れない日々の努力と孤独で押し潰される人も沢山いたのだろう。
来月半ばからは問題の宙組も公演が開始される。
複雑な想いでいっぱいだ。どんな顔をして観劇すればいいのだろうか?組長やトップのご挨拶をどうやって聞けばいいのだろうか?何もなかったかのように舞台は始まるのか?何も解決していない今、まだ早すぎるのではないか?私の頭の中はこんな考えでパンパンだ。宝塚が無くなって欲しいのではない。もっと続けて欲しいからこそ、裏の世界でも充実した日々を送って欲しい。人権を守って欲しい。
今のままでは宝塚は衰退していくだろう。
ふとした時に涙が込み上げてくる。
どうか真実に向きあって欲しいと。