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Google Buzzとマーケティング その1

ついに、Google Buzz、発表されましたね。


Gmail上で動くFriendFeedのようなこのサービス、果たしてこれから盛り上がっていくのでしょうか?
Gmailのユーザーの多さと、Androidやi-Phoneとの連携の素晴らしさもあるし、
大きな可能性があるサービスだとは思います。


さて、仮にこれが盛り上がったとして、そのことがこれからのマーケティングに与える影響とは?


TechCrunchのインタビュー
に答える形でGoogleの共同ファウンダー、Sergey Brinが語っている内容に気になる一言が。


Google Buzzの普及のために今後何をしていくか:
“情報のS/N比を上げることがうちの強みの一つだ。検索でも毎日、それに努力している。個人のコミュニケーションも、今では検索なみのスケールに達しているから、やはりS/N比の向上が何よりも重要だ。”


言い換えると、ユーザーが知りたくない、興味の無い情報を自動的にフィルターして、
知りたい情報だけがユーザーの目に見えるようにしていくと言うこと。
膨大な情報のストリームの中から、過去のユーザーの行動履歴や、発言者の人気などをもとに、
興味のありそうなこと、人気のあることだけが目に留まるようになってくると言うことです。


そのフィルターのアルゴリズムはまだちょっとわからないですが、
届けたい情報を届けるための工夫がますます重要になってきそうですね。
・ユーザーの興味ごとに異なったアカウントを作り、アカウントごとの反応率を上げていく
・発言者のキャラクターを前面に打ち出す
・みんなが自分ごとにできる話題を作る
・突っ込みどころを作る
などなど、Twitterなどで各マーケティング会社が必死にソリューションをパターン化していますが、
その流れをさらに加速させることになりそうです。


あと、CRMとの連携なども気になるところ。


みなさん、Google Buzz、どう思いますか?

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Facebookとゲイマリッジ

世界最大のSNSサイトFacebook上でゲイマリッジ賛成の署名活動が活気を帯びています。

I bet we can find 1,000,000 People who Support Same Sex Marriageと言う名前のグループが誕生。
その名のとおり、100万人の参加者を集めようと言うグループ。

グループ結成初日から
Day 1: 987 members.
Day 2: 2,191.
Day 3: 5,175
Day 4: 8,798
Day 5: 17,408
Day 6: 38,852
Day 7: 105,119
Day 8: 202,262 members!
と急激にその参加者を増やし、現在既に40万人弱が参加。
100万人到達はもう明日か明後日には達成されそうな勢いですが、
このままどこまで行くのか?

従来の署名活動ですと、このスピードはとてもじゃないけれど無理でしょう。
メールであってもチェーンメールと思われたり、なかなか大変。
SNSの力、まざまざと見せつけられています。

我々ももちろん参加しました!
ゲイが結婚しちゃいけない理由が一つもわからん。
このムーブメントが世界を変えちゃったりしたら面白いなと期待しています。
皆さんもぜひご参加を!

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Time To Know

今日のTech Crunchの記事より。

学校の授業を19世紀(工業化社会)型から21世紀(情報化社会)型に変えようと言うイスラエル発のベンチャーTime To Knowについて。


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下手なことを僕が書くよりも、この記事に詳しく書いてあるので、まずはこちらを。

広告の仕組みやメディアの仕組みをはじめとして、世の中の仕組みが変わっていってるのになんで教育だけ変わらないの?と言う疑問、本当にごもっとも。
日本の教育にもぜひ取り入れてほしいなー。
僕の子供にはこんなのやってる学校入ってほしいぞー。
もちろんきちんと効果測定をしておくことは必要ですが。

弊社クライアントの某有名私立校様。
あなた様のような、大学まで一環で、且つ冒険精神にあふれた学校こそが
こういったプログラムを最初に導入するのにふさわしいと思うのですが。

いかがでしょう?リサーチからでも始めてみませんか?


ヨーロッパの拡張現実プロモーション NikeとStella Artois

最近やっとテクノロジーオタク以外の人達もちらほら使っているのを見かけだした、FoursquareGowalla

スマートフォンのGPS機能を使って、街中を探検。

移動距離や、いったことのある場所を増やしていくことでポイントをため、
バッジを増やしていくSNS兼ゲームなんだけれども、この分野になんとNIKEが参戦。



GPSの精度を考えると、このビデオほどの精度でスイッシュが浮かぶとは思えないけど、
ちょっとかっこいい!

FourSquareなんかでどうでもいい感じのバッジ集めるよりも、内規の靴を集めたいと思うのは僕だけ?
ただ、まだ対応都市はロンドン、ベルリン、アムステルダム、ミラノ、パリ、バルセロナのみ。
早く日本やアメリカにも来ないかなー。

ベルギーのおいちいビール会社Stella Artoisなんかも、ARをプロモーションに活用しまくりだし、
ヨーロッパの広告界は今AR大ブームですねー。


マーカー型のARグリーティングカード。まあ普通っちゃ普通だが。


こちらは、Layerみたいな、AR検索エンジン。近所のバーを探してくれるとさ。

けど、どいつも似たり寄ったりなのも事実。
時期にみんなが使うプラットフォームが決まってやっとはじめて、
ARプロモーション隆盛の本番が始まりそうな気はするけれども。





ソーシャルビデオについて、AdvertisingAgeの考察。サムソンの場合を題材に。

サムソンの大ヒットソーシャルビデオキャンペーン「YouTube HD Camera Trick Challenge」
を題材にAdvertisingAgeが成功の秘密を語っています。

まずは、肝心のYouTubeビデオがこちら。




この映像、編集もしてませんし、CGなんかもいっさい使っていない。
さあ、どうやって作ったのでしょう?

とユーザーたちにチャレンジしています。


AdvertisingAgeによるその分析はこちらのリンクから。

要約すると、

ポイントは
1、ユーザージェネレイティッド風。
2、トリック、ストーリーが本当に驚くべきもの。
3、ユーザーにチャレンジするという、ユーザー巻き込み型のコンテンツ。
4、話題を集めたところで回答編も用意するなど双方向のコミニュケーションも万全。

今までの30秒、15秒と言った枠ではできなかった、新しい物語。
また、インターネットの双方向性、ソーシャル性を最大限に活かしている。
などと大絶賛。

ああー、見てるだけでアイデアがどんどんわいてくる。
こんなの作りたいぞー!
誰か僕に作らせて。お願い。