◎松井、4月の売買代金63%増 06年1月以来の4兆円台(日経速報ニュースより)

松井証券が1日発表した4月のネット経由の株式売買代金は、前月比63%増の4兆3628億円と、ライブドア・ショックで株価が乱高下した2006年1月(4兆4022億円)以来、月間として7年2カ月ぶりの高水準だった。
松井顧客の信用取引の買い残高は4月末時点で2816億円。
ライブドア・ショック当時の半分以下という。
1月の規制緩和を受けて松井は、当日中に売買を手じまう信用取引の委託手数料を無料にするサービスを展開していることもあり、個人の資金は回転が効いているとみられる。

$さんぽの相場観
松井証券のHPより引用

ネット証券大手7社(SBI、楽天、松井、マネ、カブコム、クリック、岡三)の1~3月の株式売買代金は、63兆6526億円と2012年10~12月期の約2.5倍にまで膨らんでいた。
3月単月での売買代金は、前月比9%増の23兆735億円で6カ月連続の増加だったが、4月はもっと凄い数字が出てきそうだ。
(トップ3は、SBIが9兆弱、楽天が4兆、松井が2.6兆、前年同月比では松井が200%増でダントツw)
◎株、外国人買越額が過去最大・4月2週 昨年11月以降は8兆円(日経より)

外人の買い越し額1.5兆円には、流石にビックリした。
これじゃ、国内勢が全部売りに回っても、株価は上がるに決まっているw
外人の今年の買い越し額が、6兆円を超えた。
売り手は国内法人が4兆円、個人が1.8兆円(現物だけだと2.8兆円)。
国内勢の売りを吸収しながら、外人が上昇相場を作っている、そんな感じ
◎ETFとREITの買入結果(2013年4月以降約定分)
$さんぽの相場観

日銀は15日、市場の予想に反して、同日の株式市場でETFを216億円購入したと発表した。
従来は、TOPIXの午前終値が、前営業日終値比で1%超下落した日に買う「1%ルール」を採用していると見られていたが、5日は0.9%だったにもかかわらず購入した。
ルールを緩和できるようになったのは、黒田日銀が4日に決めた異次元緩和の中でETF購入枠を拡大した為。
(12年末の購入実績1.5兆円が、13年末迄に年間+1兆円、さらに14年末迄に年間+1兆円を購入予定)

日銀のETF購入ルールの緩和観測が、株式市場に買い安心感を与え、今後の上昇期待感や依存感を強めている。
日銀の買い入れ対象のETFは、「225連動型が55%、TOPIX連動型が45%」だ。
ETFを購入すれば、225銘柄に偏りながら、構成比の大きい銘柄に優先的に資金が流入する。→うにくろへ
仮に、200億円ずつ購入すると、年間50回、週1ペースでの購入ということになる。。ʅ(◞‸◟)ʃ

一方、同様に買入枠の増額を決めたREITは、格付けなどの購入条件の緩和を求めれそうだ。
日銀の買い入れ対象は直近上場ではないダブルA格相当以上の銘柄に限定され、各銘柄の発行残高に対する保有比率も5%以下になるように制限している。
試算によると、上位の銘柄はほぼ上限に達しており、買い入れがさらに増える余地は少ないらしい。